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「白Tとジーパン」

湿度や雨の日が増えて、梅雨の訪れと夏への焦がれを感じる季節になりましたね。この雨も誰かに必要とされていると思うと、自然と心地よくなります。

こんにちは。
鍼灸師のおズン先生です。

僕が学生当時、就活をしていた時
「目が輝いていた!」って挨拶の時点で
採用してくれた店舗さんがありました。

僕にはまだ人の目が輝いているかどうかは
分からないままです。
今の目も輝いているのでしょうか?

当時、心の中で馬鹿にしていたあの代表さんは
僕には見えない何かを観れる
素敵な人だったんだと思います。

本題に入りたいと思います。

白Tとジーパン

僕たちは肩書の中で生きています。
「~会社の~さん」「鍼灸学生の~さん」
そして、その肩書通りに生きて白衣を着ます。
その肩書が有効であればあるほど
その人の社会的価値が上がります。

「Googleのおズン先生」
もう、この肩書だけで「勝った」とすら
思い込んでしまうのだから不思議なものです。

ただ、本当のアナタはどうですか?
良い会社に入って心が満たされるイメージ
出来ていますか?

これ、治療家業界の難しい所なんです。
「僕が!私が!この手で良くしてあげたい!」
治療家の本音とは、これではありませんか?
僕なんて全面的にこれです。笑

では、今のアナタから肩書を取って
まさに、「白Tでジーパン」のみになった時
どんな価値を自分自身に感じれますか?

人生の平衡感覚

周りを見渡してください。
独立して活躍している先生はキラキラと
輝いて見えていませんか?

・時間の自由
・必要とされている承認欲求
・突き抜けるような個性と発言

実は、何てことありません。
あれは、ほぼ全てファッションの一部です。

目に留まる先生を見てみてください
金髪だったり、風変わりな服装だったり
見た事もない制服だったり、キツイ口調だったり
何かと人目を惹く風貌の人が多いです。

あれは、そうしていないと自分自身を
平衡に保っていられないんです。
あの魅せ方をすることで役に入り込み
皆の先生を演じています。

それがダメという事ではなく、むしろ
必要な能力でもあります。
ただ、それは結局また新しい肩書を作っているだけ。
人の価値は、先生の価値はそこにあるのかな・・

自分はそこにいる

自分探しの旅に出ても見つかりません。
怪しげな発言をしながら帰ってくることになります。
自分はずっとそこにいるから。

都会に暮らしていて田舎に行けば
何かしらに感銘を受けて当然です。
逆もまたしかり。

大切なのは、色眼鏡なしに自分を評価する事

おズン先生なら
本当に人に優しいよね!
口調がきついときあるよね!
寂しがり屋だし、いい恰好しようとする時あるよね!
自分の事かっこいいと本気で思ってるよね!
文句多いし注文多いよね!
ただ、それ以上に自分に厳しいよね。

自己評価です。恥ずかしいです。
罰ゲームですか?

皆さんも自分で、してみてください。笑

ただの~さん

皆、人に認められたい
皆、人に好かれたい
当たり前の欲求ですよね。

独立して活躍したい
予約の取れない治療院にしたい
当然の願望ですよね。

なら、肩書じゃなくてアナタを
アナタ自身を好きになってもらってください。

「先生」だからじゃなくて「~さん」だから
今日もここに来ました。

僕は、そう思われたくて毎日生きてます。
実は、ゴッドハンドだ!と世界から
認められなくても、その一言があれば
心は簡単に救われたりしますよ。

終わりに

この前、「アナタに出会えてよかった」と
初めてお会いする患者様に言っていただきました。
感無量です。

僕なんて会社勤務の時に
当時の院長に言われましたよ。

「お前に診られる患者は不幸だ」

今でも忘れられないです。
そんな人間でも、誰かに必要としてもらえる
これまでの全てが救われました。

きっとこれを読んでくれたアナタにも
そんな日が来ますように。

TOMOHIRO


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