皆、治すことが好きじゃない

こんにちは。
鍼灸師のおズン先生です。

日常の中にある「無駄」と感じるモノ
沢山ありますよね。
けど無駄に感じるモノにこそ自由だったり
美学を感じたりします。

きっと、美しいモノって
そのモノが美しいのではなく
観る人の心の余裕が美しく感じさせる
そんな風に思います。

なーんて、ボーっとした時はこんな事
ばかり考えてしまいます。

さて本題へ

本当に治したいの？

治療家さん達に僕は一つ問いたい。

治す気はあるんですか？

勿論ある。大半はそう答えると思います。
では、そのために何をしていてあと何年で
少なくとも納得のいくレベルになりますか？

僕もセミナーをさせていただく傍ら。
よく聞きました。「衝撃を受けました」
「また明日から頑張ります」
その人は次の日も復習して勉強したんだろうか。

まだ、お金を払ってでも来る人は良い。
まずいのはSNSで無料で学べると思っている人です。

セミナーって

そもそも、セミナーの講師達は皆さんの
ライバルです。同じ市場で闘っていますから。
その人達が、無料で公開しているという事は
観られても何ら問題のない技術だという事です。

それを、ありがたそうに何時間見ても
市場にとっては、無害な人がまた一人
誕生しただけに過ぎないのです。

自分が可愛い

皆、治す事より稼ぐ方が好きだし
治療を考えるよりも週末の予定が気になる
患者様の様態よりも、SNSが見たい

それは治療家ではなく治療屋です。
先生ではなく、回数券販売員です。

言い訳も勿論知ってます。
「自分の生活でいっぱいいっぱい」

けど、お腹もいつも、いっぱいじゃないですか？

表面上でいくら自分に都合よく
言葉を並べても「治せない現状」は
一つも変わらないんです。

「重みのある言葉」を口に出すほどに
「軽い言葉」は無いんです。

別に僕じゃなくていい

偉そうに言ってしまいましたが
僕のセミナーに来いって訳じゃないです。
ここまで読んでくださった心の強い方には
本当に治せるようになってほしい。

僕もまだまだ、その道の途中にいます。
ただ、他人よりも少しだけ早くスタートし
他人よりも良い師匠に出会えたにすぎません。

この人だ！心からそう言える人に
出会ってもらいたいと、心から思います。

終わりに

いやー厳しいこと言うのは本当に
性に合わない。批判されたりするの嫌いだし。

けど、痛みに困る患者さんが一番の被害者なんて
申し訳なさすぎませんか？

僕の目標は、
「1000人の治療家集団を作り日本の健康を牽引する事」
1000人とは現在の人口から見た常識を変えるのに
必要な人数です。

何年かかってもやり遂げる。
生きてる間がいいなぁ