[45歳の挑戦] 5回目の体外受精

ご無沙汰しておりました!
昨日、5回目の採卵を行ってきましたのでとりいそぎご報告です。

おさらい:

私はニューヨーク在住で、去年44歳になってから体外受精を3回ニューヨークで行いました。結果は惨敗。

諦めたくも無いけれど、このまま同じことを繰り返しても成功する気がしなかった矢先に、卵の質は改善することができることを学ぶ。

去年の11月から卵の質を改善するコーチングをつけて、体質を整え、多分まだ完全に整っていないかな〜感はありますが、5月の半ばから2ヶ月半、日本で体外受精をするために仕事を休み、体外受精をしながら車で日本半周旅行を行っています!

最初の3回は44歳の時ニューヨークで体外受精をしたといいましたが、取れた卵の数が、それぞれ6個、11個、8個、(最後の回は少し薬の量を減らした)。

ニューヨークは普通に薬の量が日本の倍以上で処方されていて、そのせいで卵の量が多かったのかな?それともやっぱり1歳若かったから取れる卵の数が多かったのか、、?

日本で先月した4回目の採卵では、3個卵が取れ、そのうち2個が受精。今まで胚盤胞に2つぐらいはなっていたので、移植成功確率の高い胚盤胞になるのを待つことに。

3日目には素敵な8個の細胞になったのですが、5日までは胚盤胞になりきれず、全滅してしまいました。

今回、5回目の採卵はどうだったのか?

生理が始まってからの初診にて

まず、生理が始まって2日目の検診に行った時にエコーを見るんですが、
そこでなんとすでに22ミリの卵胞が右側にありまして、、

え?大きすぎない?もう採卵していいレベル?
その横に小さく2つ卵胞があり。

左側にはまだ何も卵胞がない感じ。
やっぱり右側の方が優秀なんだろうか?そういえばいつも左側の方が卵胞の数は少なかったな〜。

お医者様曰く、この大きいは前の月の取り残しというか、残りのもののようです。そのまま掘っておけば消滅して、他の小さい子達が大きく育ってくるでしょう、とのこと。

本来であれば、不安要素があると一回このサイクルはお休みをして、次から心機一転した方が良いとのことでしたが、私の日本滞在時間は7月末まで。
これを逃すともう滞在期間中に移植までできなくなってしまう!!

ということで、絶対にNGでなければトライしたい!と思って臨みました。

葛藤

旅行中でしたしね、頭をよぎりましたよ。ここでもう諦めてしまえばこれからかかる50万円以上の出費、いいホテルに泊まったりできるんだろうな〜とか。わざわざ通院のために飛行機やら新幹線で都内に戻ってこないでいいから旅行を楽しめるな〜とか。

だけど、後悔できないよね、ここまできてさ。
もうできることをやり尽くしてこそ諦めがつくっていうものだから。

薬の投与量

薬の投与は前回と全く一緒で:
クロミッド朝、夕、一錠づつ。
HMG注射は1日おきに一本、夜に。

ただ、前回薬を取り始めたのが生理4日目の夜から。今回は3日目の朝から、ということでほんの少し投与量はトータルで多くなりました。

生理10日後の検診

それからその大きな卵胞ちゃんと小さい2つの卵胞はどうなったか?
大きな卵胞は、なんと30ミリ以上に成長して、元気にいました(笑)

小さい2つも大きく育ってきていて16ミリだったかな。

左側の卵巣には1個さらに小さい14ミリの子がいました。

先生曰く、この大きい30ミリ以上の子は大きすぎるので論外。
16ミリの2つを一番いいコンディションで採卵するタイミングを計るのがベストだとか。

14ミリの方が育つのを待っていると、16ミリの方が成熟しすぎちゃったり、結局14も小さいままだとしたら何もちょうどいいサイズのものがなくなったり。なんだそうで、採卵のタイミングも丁寧にみてくれて作戦を聞かせてくれるのがありがたかったです。

というわけで採卵の日が決定し、忘れないように採卵誘発剤を取る時間をアラーム設定。今回はトリガーショットは1時間早めに打つように、と言われました。前回取れた卵が少しだけ未成熟だったので、それをみてアジャストしてくれたんですね。

本当に少しのことだけど、少しで大きく結果が変わるかもしれない高齢45歳。こういう細かい心遣いが本当にありがたいです。

間違って早く採卵しちゃうのを防ぐための坐薬も採卵の2日前から使用しました。(これ、前回も使用しました)

採卵の日

前回よりも混んでいて、何人いたかな?同じ日に採卵する方が6人ぐらいいらっしゃったかな?

前回と同じように全身麻酔の準備をして、オペ室へ向かい、
狙いの卵胞の存在を確認。

大きな子がまだいたかはわかりませんが、(聞けばよかったあ)
3つ取ります、という感じで狙いを定めていました。

膣を洗浄し、準備が整ったら麻酔を効かせます。で、気づいたらもう終わっていて、前回のようにベットでしばし(1時間ぐらい)休む。

取れた卵は?

例の如く、採卵当日に先生から取れた卵子の数と、写真を見せてもらいます。成熟した2つの卵子と、未成熟の卵子1つが取れました〜!!!
2つは素敵な形をしていて、未成熟の方はしっかりとした丸ではなくて、歪で少し黒い感じだったよ。

精子の写真、数値も見せていただいて、以前より量が少ないようだったけど動きだったり密度には問題なし。

前回は、顕微授精とふりかけ両方を試してもらって、ふりかけでも受精できていたので、受精の方法はふりかけの一択にしました。

二つの決断

そして、もう一つの決断、移植をするタイミング。
初期胚(3日目の杯)で移植をするのか、胚盤胞(5〜6日目)まで待ってから移植をするのか?!

これはもう〜前回胚盤胞にならなかった悔しさがあるので、初期胚を移植することを決定していました。

実は、初期胚を一個凍結して、残りを胚盤胞になるまで待つ、という技も使えるのですが、胚は2個移植した方が成功率が上がる、ということをうかがっていたので(詳しくはこちらの動画を参照ください)、初期胚を2つ移植することに賭けてみよう!と思いました。

受精卵の報告

今朝、受精卵の経過報告がメールでやってきました。
卵3個(未熟1個を含む)にふりかけ受精をしたところ、
見事3つとも受精卵になってくれました〜!!!

あとは3日後にいいコンディションの初期胚になってくれることを祈るのみ。

その初期胚はグレードがパスできたものが凍結されて、来月移植になります。
先生曰く、初期胚自然周期移植をすることを考慮したけれど、私のE2の値が高すぎるようで、同じサイクルで移植をするよりも、少し休んで、次回のサイクルで移植をした方が成功率が上がりそうだ、とのこと。

この結果発表はメールでは送られてこず、またクリニックに1週間後に行っての結果発表プラスお会計になります。

もうお願い〜〜今回はお願い〜神様〜〜!!

ちなみに、旅行中ということもあって添加物、糖分から避けがたい生活が続いています。少し心配だけど、心配する方が体に悪いので、食事制限はほどほどに、旅行を楽しむことにします。

ではでは、一緒に頑張りましょ〜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?