見出し画像

ミラノダービー振り返り

ミラノダービー提言!という記事でも書かせて
頂いたが地力の強さがそのまま結果として
現れた。(ホントに悔しい!!)

試合結果
ACミラン 0-3 インテル
得点者
5分マルティネス
57分マルティネス
66分ルカク

フォーメーション

        G.ドンナルンマ
カラブリア  ケアー  ロマニョーリ テオ
トナーリ  ケシエ
サレマカース  チャルハノール  レビッチ
       イブラヒモビッチ
    マルティネス    ルカク
    エリクセン     バレッラ
ペリシッチ   ブロゾビッチ    ハキミ
   バストーニ デフライ シュクリニアル
        ハンダノビッチ

試合内容

前半
序盤に幸先よくインテルが先行した。
そこから中盤まではインテルペースとなった。
中盤以降はミランも攻撃・守備ともにリズムを
掴んだがインテルリードで前半を終えた。
後半
序盤からミランが怒涛の攻撃を見せ、ゴールに
迫るがハンダノビッチのスーパーセーブもあり
得点を奪えないでいると、インテルに得点を
許して、その後も1点を許し勝負が決まった。

ポイント

大きく2つあると考える。
①1点目
この試合はこの失点で決まったといっても
過言ではない、ビルドアップからルカクに
長めのボールを入れた際にロマニョーリが
入れ替わられた流れからの失点となった。
スピードがネックのロマニョーリからすると
このプレーでマークの相手であるルカクに
対して入れ替わられない守備しか出来なかった
②ミランの守備
前線からの守備をする際に両サイドハーフが
左右のストッパーまでプレスを掛けにいくが
ハマらず、特に右サイドから簡単に組み立てを
許し、多くのチャンスを作られた。
→プレスの掛け方としてはそこまで悪くないが
スライドがボールが入ってからなので少ない
タッチで外された。また、近くにパスコースが
無くてもミドルパスで①の要因からルカクに
簡単にボールを付けることが出来た。

気になった選手

インテル
ルカク

身体能力はもともと凄い物を持っていたが、
クレバーさも手に入れた。特にゴールシーンは
今までなら完全に抜き去ってシュートを打って
いたが、少し外しシュートを打つなど細かな
技術までも習得し、手のつけられない選手だ。
ハンダノビッチ
終わってみれば3点差と圧勝だったが、1・2点
失点してもおかしくないシーンがあったが
スーパーセーブでクリーンシートを達成した。
流れを渡さなかったセーブが光った。
ACミラン
イブラヒモビッチ

チームでの依存度は高く、ある程度深い位置に
入ればクロスと単調な攻撃を繰り返すことに
なってしまった。その中でもポジションニング
や動き出しで相手を剥がしてシュートまで
いったことを考えるとさすがである。
サレマカース
守備の仕方でプレスの掛け方以外に大きく違う
こととして右サイドと左サイドでリトリートの
仕方が違う。左サイドに比べると右サイドは
かなり走力を要求される。その為攻撃時に能力
を発揮出来ない場面も有るがこの試合は攻撃面
もそれなりの出来で特にクロスの精度が良く、
今後に期待の持てる内容だった。

気になった点

インテル
実力を見せつけた試合だった。特に攻撃の際に
ビルドアップが巧みで、ボールが収まってから
全体で押し上げるスピードがかなり速い。
ルカクが収まるので、ルカク不在時でもこの
強さを保てるのかに注目したい。
ACミラン
懸念していたロマニョーリの対人の弱さから
全て後手後手の守備となってしまった。
ただ、彼はキャピターノでありチームの中心で
あることは間違いない。また、チーム全体で
チャンスクリエイトの部分で大きな差を
見せつけられる結果となってしまった。

言いたいこと

ホントに悔しい!!
ただ、選手の不調というよりかは
特徴だったミランのプレスの掛け方が
ハマらず勝てなくなっていると印象だ。
提言もしたが、守備面でもっと良さが出る
守備の仕方やフォーメーションを考える必要が
ある。シーズン終盤に差し掛かるということと
若いチームということを考えると難しいが
ピオーリの腕の見せ所となる。

※皆さんが感じたことも是非コメント欄で
 教えて下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?