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白龍亭小夜話④ 瞳の色、その名前 【前編】

<一>

松明の作り出す炎が、陰鬱な石造りの壁を照らしている。
静寂が支配する空間。
聞こえてくるのは男の荒い息遣いのみ。

「ハァッ…ハァッ…」

周りには複数の死体。
視線の先には悪魔の彫像が鎮座している。
瞳に埋め込まれた宝玉が、赤く禍々しい光を放っていた。

男はふらつく足取りでその彫像へと近づいて行く。

やつれたその横顔には不気味な笑みが張り付いていた。

<二>

「…またか…一体何の仕業だ、こりゃぁ」
「分からん。だがまっとうなヤツじゃない事は確かだろうな」

男が二人、路上に横たわる死体を見下ろしている。
一人は小柄で無帽。癖の強そうな茶色の頭髪。
もう一人は中肉中背、金髪。軽装鎧に斧槍を携えている。

死体の周りには既に野次馬の人だかりが出来つつあり、武器を持った男達が現場の封鎖を行っている。

「これは刃物の痕か?だとするとかなりデカいな」
斧槍の男が柄で指し示す。
本来心臓が有るべき箇所に、刃物で抉られたような穴が赤黒い口を開けている。

「これまでの三件と同一犯と見て間違いないだろう…まぁ『犯人』と呼べるようなヤツなら、の話だが」
小柄な男は凄惨な死体から目を背ける。
「ホンモノの『怪物』の仕業ってことか?だとしたら俺達の管轄外だな。正直そっちの方が有難いね」

「マーロン隊長、目撃者らしき人物が現れました」
「目撃者ぁ?…今度は冷やかしじゃないんだろうな?」

部下らしき男にマーロンと呼ばれた小柄な男が応える。

「なんでも現場に居たのは盗賊ギルド所属の男だったそうで…」
「なるほど。少しは聞いてみる価値がありそうだな。ネッド、お前はここを仕切っといてくれ」
「へいへい、隊長殿。土産話をお忘れなく」
ネッドと呼ばれた斧槍の男が振り返りもせずに手を振るって応える。

「捜査隊・隊長のマーロンだ。アンタが目撃者か?」

<三>

街外れに聳え立つ歴史的建造物「イエローキューブ」
この街に現存する最古の建物である旧大戦時の砦を改修し、衛兵詰所として利用している。
『捜査隊』の本部はその一角にあった。

捜査のみを専門で行う組織は世界でも珍しい。
彼らは犯罪者を捕らえるに留まらず、事件の背後関係まで徹底して調査する。
同様事件の再発防止・早期解決が設立の目的だ。

デスクに向かう粗末な椅子には現場から戻った隊長・マーロンと副長・ネッドの姿があった。

「現場で目撃されたのはトレジャーハント専門でやってるチンピラ崩れの盗賊で、名前はナッシュ。話によりゃ、死体の側から真っ青な顔して逃げて行ったらしい」
「この事件始まって以来のマトモな情報だな」
話を聞いたネッドが満足そうに酒を啜る。
「奴は『ゴールデンゲート』とかいう盗賊ギルドに所属してるそうだ」
「そりゃ都合が良いな。俺はあそこのギルドマスターとは『昵懇の仲』ってやつでね」
得意げに言いながらネッドが髭を擦る。

「昵懇ねぇ…お前、言葉の意味分かってるか?」
マーロンが口の端を歪める。

「それにしても問題はあの傷跡だ。ありゃチンケなゴロツキが付けられるようなシロモノじゃないぜ」
「まぁ、そこら辺もご当人から直接お話を伺うのが手っ取り早いだろうな」

二人は安いエールを一気に飲み干すと、同時にカップをデスクへ置いた。

* * * * * *

「昼間から堂々と安酒飲みとは大層なご身分だな」

本部の扉を押し開き、エントランスホールへ出たところに背後から声がかかる。

煌びやかな甲冑。尊大な表情。

「こりゃどうもアルケイン卿。相変わらずご機嫌麗しいようで」
マーロンがニヤケながら応える。

「貴様ら能無しの捜査隊にも国家の予算が割かれている事を忘れるなよ。…こんな余剰部署が存在を許されているのは、我が国くらいなものなのだからな」
「肝に命じておりますよ、衛兵隊長殿。皆様から頂いた予算で飲んだ安酒分はキッチリ働く所存でございますんで」
ネッドがわざとらしく恭しい態度で応じる。

「そうやって戯けているが良い。今回の事件、貴様らで解決出来んようなら直ぐにでも我ら衛兵隊が出動してやる。そうなれば用無し部署の取り潰しも円滑になるだろうな」

<四>

ギルドへ向かう前に、二人は中央広場で開かれる市場に立ち寄った。
ネッドはフラワーマーケットで花束を買っている。
暖かみのある橙色の、ふっくらと可愛らしい花。

「その花で口説くつもりか?…あまりロマンチックとも思えんがね」
「娘にだよ。寂しい思いをさせてるからな」
花屋に代金を手渡しながらネッドが答える。
「たまにゃお前もどうだ?花には花言葉ってのがある。色にだって名前や意味があるんだ。そういうのを覚えて上手く使えりゃ、お前ももう少し女に縁が出来ると思うんだがな」

得意げなネッドの表情。
この顔をした時は早く手を打たないと延々蘊蓄を聞かされる羽目になる。

「で、上手く使い過ぎてカミさんに逃げられると。身を呈してのレクチャー、恐縮至極だね」

女と賭博。
長年の悪癖が祟り、ネッドの妻は娘を置いて若い男と遠い異国の地へ消えた。
案の定、バツの悪そうな顔で黙り込む。
マーロンは何とかこのキザな男を黙らせる事が出来たとほくそ笑んだ。

「さて、今度は俺行きつけの『花屋』へ付き合ってもらおうか」

マーロンは賑やかな広場から離れる様に歩き出す。
大通りから外れた路地裏には花籠を下げた女が一人、背を丸めて立っていた。

籠にはそこらの道端で摘んできたとしか思えないような、売り手そっくりの見栄えのしない花が雑然と放り込まれている。

「よぉ、ミラベル。ちょいと『花』を見繕ってくれないか。これからゴールデンゲートのギルドマスターに会うんでね。手土産の一つでも持ってきゃ、話も弾むだろうからな」

マーロンの声掛けに、俯いていた暗い表情の顔を上げる。

「…ゴールデンゲートですね。それならお気に召して頂けそうな『花』を幾つか仕入れてありますよ。まぁ…『香り』の程はお値段次第ですけど」

女は先程まで漂わせていた薄幸そうな表情を崩し、顔を邪に歪めて笑った。

<五>

盗賊ギルド「ゴールデンゲート」
案の定、ここに件の男ナッシュの姿は無かった。
ギルドマスターの証言では、最近は全く顔を見せていないという。

「だとさ。信じるか?」
「まさか」
「カンベンして下さいよ、旦那がたぁ」

盗賊というより詐欺師を思わせる胡散臭い風体。
お道化て見せるのもお手のもののようだ。

「大体なんだ、その派手なマントは?…まぁスカーレットってのは『権力欲』を象徴する色だからな。お前にゃお似合いか。なぁ、マーロン」
ネッドが男のマントを二本の指で摘みながら講釈を垂れる。
「知るか。とばっちりは御免だね」
好んで赤い服を着るマーロンが苦笑いする。

だが、詐欺師風のマスターの耳には余り響いていないようだ。
「ちょッ…ちょっと!この生地高いんだから…あのですね、ウチはトレジャーハント専門でやってる真っ当なギルドですよ。人様のモンに手ェ出すコソ泥紛いの連中と一緒にされちゃ立つ瀬がありませんですね」

大袈裟に芝居がかった身振り。
潔白を印象付けるには、一々がわざとらし過ぎる。

「お前んトコの女、デボラだっけ?また妙な商売に首突っ込んでるらしいじゃないか」

ネッドが底意地の悪そうな笑みを浮かべる。
先程市場で仕入れてきた『手土産』に男の顔色が変わった。

「え…?な…なんで…?」
「前科モンで元山賊の宿屋だったか?…どうです、隊長殿。真っ当かどうかこれから行って確かめてみますか?」
「うむ。その必要がありそうだな、副長」
「ちょ…ちょっとまっ…分かった!分かりましたよ」

ギルドマスターはナッシュが良く使う隠れ家の場所を二人に話した。 
貧民窟「オーカーストリート」の外れにある寂れた家屋。
夜になればそこへ戻って来る可能性が高いと言う。

<六>

二人は「銀の薔薇亭」と書かれた店に入った。
夜までの時間を潰しつつ、英気を養うには寛げる場所が必要だ。

簡素だが居心地の良い内装。
来店に気付いた女主人ルイーザが笑顔で声をかける。

「いらっしゃい。あら、ネッドさんはお久しぶりね」
ネッドは気取った所作で手を上げ、軽い挨拶を返す。
「コイツ、最近は娘にご執心なんだよ」
マーロンが冷やかす。
「俺に似て寂しがり屋でね」
「ふふ…そう。ざんねん。振られちゃったのね、アタシ」
「悲しき男やもめ二人だぜ?振られんのに慣れてるのはこっちのほうさ」
ネッドが席に着きながら自嘲気味に笑う。

ネッドの妻が消え、娘の世話を見るようになるまでは仕事終わりに二人でこの店へ立ち寄るのが日課だった。

「相変わらず紫が似合うな。アメジスト・パープルか…神秘的にしてミステリアス。君にピッタリだ、ルイーザ」
「ありがとう…嬉しいわ。貴方も相変わらずお上手ね。でも、これ以上娘さんを悲しませるような事しちゃダメよ」
「耳が痛いな」
急所に釘を刺されたネッドが苦笑する。

そのやり取りを愉快そうに眺めていたマーロンは、いつもの安いエールを飲みながら訊ねた。
「ナッシュって若造が店に来る事はあるかい?」

カップを拭いていた手を止め、記憶を辿るルイーザ。

「ええ、たまに。でも最近は見ないかな。詳しくは覚えてないけど最後に来た時、大きな仕事を成し遂げたってはしゃいでたわね」

「成し遂げた…ねぇ…」
二人はカップを手にしながら、目を見合わせた。

<七>

頃合いを見て店を出ると、二人はオーカーストリートへ向かった。
人影は全く見当たらない。
道端に散乱する吐瀉物の色から名付けられたこの区画をこんな時間に彷徨くような命知らずは滅多にいない。

隠れ家と教えられた粗末な建物の扉には鍵が掛かっていなかった。
音を立てぬよう扉を開け、滑り込む。

中にはむせ返るような血の匂いが充満していた。
二人は顔を見合わせ、武器を確かめる。

匂いのする部屋へ入ってみると、ナッシュらしき男が血まみれで倒れていた。

マーロンは男に近づき、生死を確認する。
「死んでいやがる…どういう事なんだ…」
「誰かいるぞ!」
周囲を警戒していたネッドが叫んだ。
マーロンは示された方向の暗闇へ目を凝らす。

そこには盗賊らしき女が血の気の引いた顔で呆然と立っていた。

「おい!!一体ここで何があったんだ」
マーロンが声を掛けると女の青ざめた顔に赤みが戻った。
女は何かを言いかけたが、思い直したように身を翻す。
そして素早い身のこなしで窓をすり抜け、家の外へ逃亡した。

「俺は女を追う。お前はここを頼むぞ!」
出口の扉へと急ぐマーロン。
その表情に、ネッドは何故か狼狽の色を感じ取った。

「気をつけろよ…あの女はたった今一人殺ったばかりだからな…!」

<八>

夜のオーカーストリート。
みすぼらしい身なりの男が何者かと密会している。

「す…すまねぇ…悪かったよ…なぁ?…許してくれよ、分かるだろ?ちょっとした出来心ってやつさ…脅すつもりなんてこれっぽっちも…」

男は相手の動きから目を離さず、しかし距離を取るように少しずつ後退りする。

「頼むッ…助けて…!」

夜の闇と静寂を切り裂くように、男の叫びが響き渡る。

<九>

女の正体はさほどの苦労も無く判明した。
ナッシュと同じギルドに所属するヴァネッサという女盗賊だ。

「女の盗賊は珍しいからな。しかも奴らは所謂『イイ仲』だったって、仲間の証言も取れてるぞ」
本部のデスクでネッドはマーロンに報告する。
「痴情のもつれってやつか?だがそれだけじゃ、今起きている事件の説明にはならないな…」

隠れ家での事件当夜、ナッシュの死体を運び出す際に貧民窟の住人達が数名、野次馬兼火事場泥棒のように集まって来るという出来事があった。

そしてここ数日、その野次馬達が次々と殺害されるという事件が起きていた。

「現場じゃあの女の姿が何度も目撃されている…アイツの仕業ってぇのは間違いないんだろうが…」
相棒の反応を探るように唸声をあげながらエールを啜る。

マーロンはあの夜以来張り付いた険しい表情を崩さない。

「とにかく女の隠れて居そうな場所をしらみ潰しに当たるしかないな」
そう言ったネッドの顔色にも疲れが見える。
被害が拡大している今、捜査は深夜に及んでいた。

「…お前、娘は大丈夫なのか?」
マーロンがエールを啜りながら尋ねる。

「ああ…心配無用だ。それよりお前こそ最近娘さんとこへは顔を出してるのか?」
「あいつは俺の顔なんて見たくもないはずさ」
ネッドの質問から逃れるようにカップの中の液体へ視線を移す。

「そんな事はない。きっと寂しがってると思うぜ」
「…少し面倒みたらもう一端の父親気取りか?」
苛立ちを含み、突き放すような口調のマーロン。

「確かに俺は即席さ。でもな、そんな俺だからこそ分かる事もあるんだよ」

* * * * * *

本部を出た二人はアルケインと鉢合わせした。
望まぬ相手に限って巡りあわせが良い。
「随分と手こずっているようだな。さしずめ手詰まりと言ったところか?」
「なんだか嬉しそうじゃないですか。アルケイン卿」
マーロンが皮肉混じりにやり返す。

「嬉しい?まさか。調査が進まぬせいで罪も無い市民に犠牲が出ておるというのに喜べる筈がなかろう。それとも、そう思えるような理由に心当たりでもあるのかな?」
アルケインは目を細めて二人を見回した。

「怪しい女がいるらしいじゃないか。早くそいつをふん縛って連れて来い。私が直々に締め上げて何としても犯行を認めさせてやる」

鼻を鳴らして去って行くアルケイン。
その背中を、二人は暫し無言で見つめ続けた。

<十>

一向に潜伏先の掴めない二人は、ヴァネッサの関係者から聞き出した情報を元に街中へ隊員を散開させて捜索させた。
その結果訪れたのは、隊員達が次々とヴァネッサに襲撃されるという想定外の展開だった。

「自分は顔面に石つぶてを…」
「自分は腕を斬り付けられました…あの女、恐ろしくすばしっこい上にすぐ闇に紛れやがるので…」

報告した隊員の顔や腕には真っ赤な血で染まった包帯が巻かれている。

「つまり全員、単独での巡回中を狙われたって事だな」
マーロンは報告を聞いて頷いた。
そして深いため息をひとつ。
「次回からは必ず三人一組で行動しろ。いいな」
指示を与え、隊員たちを再度送り出す。

…妙だ…何故この程度の攻撃にわざわざ姿を現すような危険を冒す?…

考えを巡らせているところへネッドがやって来た。
「これであの女が犯人ってのは間違い無さそうだな」
「…本当にそう思ってんのか?」
「隊員を襲撃してるんだぞ。どこか疑う余地があるか?」

マーロンは言葉にできない違和感をどう伝えるべきか思案する。
「なぁ…ナッシュの『成し遂げた』仕事ってのは何だったんだろうな。この一件、全てそこから始まってるんじゃないかって気がするんだ」

「さぁな。だがアンデッド絡みじゃあるまいし、墓ン中にいる奴の事を蒸し返したって今起きてる事件は解決しないぜ」
ネッドはさして興味もなさそうに答える。

「まぁ俺に任せとけ。女の扱いにゃ慣れてるからな…向こうから白状したくなるようにしっかり遊んでやるよ」

ネッドの青い瞳が暗い熱を帯びている。
それが極度の疲労から来るものなのか、それとも別の由来のものか、マーロンには判断がつきかねた。

<十一>

その日、二人は市場での聞き込みを終え、帰路についていた。
背の高い家屋が密集して立ち並び、死角の多い住宅街。
奇襲にはこの上ないロケーション。

何処からか放たれた石つぶてがネッドに命中した。

「うぉォッ!?」

鎧の装甲部分に当たり、甲高い金属音を響かせる。
運良く負傷は免れたようだ。

「どこだ?!どこから撃ってきやがった!!」

「チッ!」

ヴァネッサは片刃の短剣を逆手に抜き放ちつつ、建物の陰から躍り出た。
地面を蹴って身を屈め、猫のようなしなやかさで二人へ接近する。

そして反射的に斧槍を構えようとしたネッドの右手を左掌で押さえ、伸び上がりざまに逆手での斬り上げ、返しの振り下ろし、左脇下に引いての水平突き。

流れるような連撃を辛うじて躱し、バックステップで距離を取るネッド。

「くっ…コイツ…!!」

斧槍による鋭い反撃の突き。
それを短剣の背で弧を描くように引っ掛け、右へ捌く。
更に左掌で斧槍の柄を弾き、ネッドの体勢を僅かに崩しながら屈むと、滑るように今度はマーロンの懐へ潜り込む。

そしてそのまま短剣で斬りつけようとした。

…しかしその手が寸前で止まる。

目を見開き立ち尽くすマーロン。
ヴァネッサの顔に何故か逡巡の色が浮かぶ。

その隙を見逃さず、ネッドが斧槍での突きを放った。

「くぅッ!」
間一髪避けたヴァネッサに払いの追撃を試みるネッド。

「いただきだ!!」
その表情はまるで狩りを楽しむ肉食の獣を思わせる。

「やめろ!殺すな!」
マーロンが間に入り、柄を掴んで止める。

ヴァネッサはその隙に身を翻し、建物の影へと消えて行った。

「どういうつもりだ。俺たち捜査隊の目的は犯人を生かして捕らえる事だろうが」
憮然とした表情のネッドに詰め寄るマーロン。

「お前こそどういうつもりだ?ここでアイツを殺しておけば、これ以上犠牲者を出さずに済んだんだぞ」

「おい…どうしちまったんだ、ネッド」

「そりゃこっちのセリフだぜマーロン。お前、あの女とどんな関係だ?何か俺に隠してる事があるんじゃないのか?」

沈黙を貫く相棒を一瞥し、立ち去るネッド。
その背中を睨むように見つめるマーロン。
姿を消したヴァネッサ。

それぞれの思惑は内に秘められ、交わる事なくすれ違って行く。

【後編】へ続く

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