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かわさき宙と緑の科学館

概要

川崎市の生田緑地の真ん中にある地域密着型の自然科学館です。主に多摩地区の自然に関する展示を行なっています。
多摩川と生田緑地に住む生き物の標本展示を楽しむことができるほか、日本有数のプラネタリウム施設があります。

展示

1F 川﨑の自然

川崎の自然に関する標本展示があります
生田緑地にある枡形山のボーリングコア
コアの中に見られる特徴的な地層(キービッド)には「三色アイス」などの面白い名前が付けられています
ボーリングコアを元に作られたと思われる地層模型
麻生区で発見されたアケボノゾウ
多摩川の生物たち

2F 天文とワークショップ

2Fは天文コーナーですが、パネルと隕石などの簡単な展示になっています。

壁面いっぱいの太陽系パネル
太陽系の惑星についてのパネル展示
隕鉄を持ち上げる事のできる展示
隕鉄の重さを感じる展示
ワークショップでは頻繁に体験学習が行われています

その他施設

プラネタリウム

この科学館のために作成された、日本に1台しかない光学式プラネタリウムの最高機種、星の投影数1500万を誇るメガスターIIIがあります。今では投影する星の数こそ上を行く機種がありますが、魅力は全く衰えていません。
心地良すぎて寝てしまわないように注意😅。

天体観測スペース

屋上はアストロテラスという天体観測スペースになっていて、土曜日の夜を中心に天体観測会が開催されます。

カフェと売店

入口は別ですが、カフェテラスが併設されていて、食事が取れます。表紙写真に写っている部分がそれです。
小さな科学館としては珍しくミュージアムショップがあります。店は小さいものの常設展示の展示解説書が置いてあり、地域の自然に関する小冊子も充実しています。

地域の自然解説書がたくさん

感想

館内は広々としていて開放感があり、椅子にかけて展示を見ながらのんびり休むこともできます。小さな科学館ですので展示はすぐに見終わってしまうかもしれませんが、終わったら野外に出て広く起伏に富んだ生田緑地を散策して自然観察もできますし、同じ敷地内の他の施設(岡本太郎美術館、民家園、藤子F不二雄ミュージアム(要予約))を尋ねることもできるので、休日を過ごすには良いところだと思います。

アクセスなど

〒214-0032 川崎市多摩区枡形7-1-2
開館時期:通年(休館日は科学館サイトでご確認願います)
施設:プラネタリウム、ミュージアムショップ、カフェ
アクセス:小田急小田原線向ヶ丘遊園駅より徒歩17分

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