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千葉市科学館

千葉市科学館は、千葉駅から徒歩で行ける距離にある、官民複合ビルQiballの4フロアを占めるとても大きな科学館です。広々とした施設内で子どもたちが多くの体験コーナーを回りながら、遊び感覚で学べるよう工夫されています。

展示

各階毎にテーマがあり、特徴的な展示となっています。

7F エントランス

1Fから専用エレベータでここに着いたらチケット売り場があります。
各種企画展などもここで催されます。プラネタリウムの入口もこちらになります。
小さいながらミュージアムショップもあり、カラフルな実験キットなどが売られていました。

ミュージアムショップがあります
ミュージアムショップには実験キットなどが売っています

8F ワンダータウン

音と光、そして錯覚など人の感覚について、多くの体験展示があります。

ワンダータウンにある傾いた部屋、入るとめまいのような不思議な感覚が味わえます
映画の効果音を作成する体験コーナー

9F テクノタウン

主に科学技術についての展示となっています。中でも深海6500の実物大模型は大人でもワクワクします。機械のコーナーには大掛かりなゲームのような展示もあり、子どもたちに人気でした。

しんかい6500 ー 半分だけのカット模型ですが、コックピットに入れます
歯車などの仕組みが学べるゲームなども

10F ジオタウン

地球科学と天文の展示となっています。ここにはニュートリノ検知器の原理を示す模型や各種観測機器、岩石の展示などがあります。

地球科学のコーナー
故障しがちなムーンウォーカーもしっかり稼働

感想など

建物の広さを生かして館内には様々な展示や実験が用意されており、自分のペースで自由に見学し、体験することができます。校外学習の場としても利用されているようで、この日も多くの中学生が訪れていました。子どもたちが遊びながら人の感覚や最先端の技術について学ぶことができるでしょう。ただ、分野がやや偏っているため、身近な自然や生物についての展示は少なくなっています。

実験装置は非常に充実しています。しかし説明はやや不足気味で、意味を理解するのが難しいのではないかと感じる部分もあります。特に小さな子どもたちにとっては、もう少し丁寧な解説があると良いのですが。

毎週「大人が楽しむ化学教室」と題して色々な分野の専門家による講座が毎週開催されています。うちからは少し遠いので通うのが難しいのが残念です。

千葉市科学館は、子どもから大人まで楽しめる科学の魅力を提供する場所です。科学に対する興味を広げ楽しく学べるこの施設を、ぜひ訪れて欲しいと思います。

アクセスなど

所在地:〒260-0013 千葉市中央区中央4丁目5-1
開館時期:通年(休館日は博物館サイトでご確認願います)
施設:プラネタリウム、ミュージアムショップ
アクセス:千葉駅から徒歩15分

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