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【Vol.28】御社の【未来】をアブリダス

ドーナツの中心(理念・使命)を皆さん自身で炙り出すステップ2は、【会社のゴール(未来)を社内で明確に共有する作業】です。

工務店さんの社長から

「ウチの社員は新しいことをやりたがらない」
「自分の仕事以上のことをしない」

という不満を耳にすることがあります。

その原因を探っていくと、《この会社がいったいどこを目指しているのか?》社員さんに伝わっていないケースが目立ちます。

未来が見えないから目の前の仕事ばかり見てしまう。

これは会社側が改善してあげられるポイントです。

【理念・使命】を作り上げる前に、御社の未来を社員さんにもお客様にもはっきりと見せてあげる必要があります。



■御社の【未来】とは何か?


ワガミチ戦略における【未来】とは、
《3年後》《どれぐらいの売上を》《どうやってあげるか?》
というロードマップのことを指します。

例えば、3年後に新築の完工棟数を2倍にして売上高を5億にするというゴールを掲げた場合、そこから逆算して今を考えることで、
今、何をすべきか?
それを何故すべきか?

という《今すべきこと》と《その理由》が見えるようになります。

ここで用いるのが、前回の原稿で解説した《御社の【今】の集客・受注の設計図》です。(図1)

今回はこの数字を使いながら、弊社のクライアントであるA工務店さんの未来をアブリダシていきましょう。

読者の皆さんはぜひ自社の数字を当てはめてみてください。

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