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森の自然かんさつ会(おとな向け)│イベントレポート

2024年10月20日(日) 晴
開催場所:油山市民の森エリア
参加人数:16人

◆内容
油山で活動している「油山自然案内人の会」さんと一緒に生きもの観察や森の中の不思議を発見する内容となっています。今回は「初秋の油山を楽しももう」をテーマに、森の中を散策しました。

今日の観察会は涼しいそよ風とともに、案内人さんとともに出発です。最初、立ち止まったところは、緑が生い茂る木々の前でした。実は、ここは「キンモクセイ」が咲きほこる場所…なのですが、昨晩の大雨によって花は落ちてしまっていました…。

キンモクセイの紹介中
開花しているときの写真です。とても甘い香りがただよっていました。

花木園の中を散策中。今回は「初秋の油山」ということもあり、秋の花々やきのこ、景色を中心に観察しました。この場所では、ヒヨドリバナやヤマハッカなど、色とりどりの花が観察できました。

秋の花を観察中
ヒヨドリバナの花。ちなみに、この時期になるとこの花の蜜を吸いに「アサギマダラ」というチョウも油山を訪れています。

ツリフネソウポイントです。今年もたくさんのツリフネソウを観察できました。この場所では、ツリフネソウの「タネはじき」の観察をしました。
ツリフネソウは、とっても不思議な植物。花の時期は主にマルハナバチ類に受粉のお手伝いをしてもらっています。その後、種子ができると、少し触っただけで種を包む外皮が向けて、中の種子が遠くへと飛んでいくのです。

ツリフネソウのタネはじき
ピンク色のお花に、緑色のひょうたん型のものに種子が入っています。

最後はみんなできのこ探し!
昨日雨が降ったこともあってか…多くのきのこをみつけることができました。

みんなできのこ探し
ホウキタケの仲間。サンゴのような形をしていてとてもきれいでした。みんなで写真撮影会をしました。
ハツタケ。秋を代表するきのこで、きのこは古くなると緑青色へと変化します。このほかにも、さまざまなきのこを観察することができました。

今日は晴天に恵まれ、笑い声があふれる素敵な観察会でした。みなさま、おつかれさまでした。


ABURAYAMA FUKUOKAについて

牛や羊などの動物とのふれあいの他ショップやアクテビティが盛りだくさん牧場エリアと、油山のワイルドな自然を感じられる市民の森エリアの両方の魅力を味わうことができる施設です。
それぞれ入口が異なりますのでご注意ください。

「全体MAP」左下が牧場エリア、右上が市民の森エリア※衛生管理上牧場エリアでは、ペットメンバー登録のうえ、一部エリアのみ同伴可能です
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