カワラタケ(瓦茸)Trametes versicolor
時期
一年をとおしてその姿を観察することができます。
発生環境
白色腐朽菌で、材を白く腐らせます。広葉樹・針葉樹・ベニヤ板など様々な場所で見ることができる身近なきのこのひとつです。全世界に分布しています。
特徴
傘は半円型、強靭な革質で多数重なり合って生えています。その姿が瓦屋根にそっくりなので「カワラタケ」と名前が付きました。ちなみに、種小名(しゅしょうめい)のversicolorは「さまざまな色の」という意味です。そのため、生育する環境によって色の違いを観察することができます。傘の表面は短い毛で覆われていて、乾燥しているときは光が反射して光沢があるように見えます。
裏側は管孔(かんこう)になっていて、未熟なものでは白色をしていますが成長すると次第にクリーム色、褐色へと変化していきます。
【参考書】
山渓カラー名鑑 増補改訂新版 日本のきのこ(山と渓谷)
北陸のきのこ図鑑(橋本確文堂)
注)きのこ豆知識は毎月2回更新をします。(第1、第2金曜日に更新を予定していますが、臨時休載、更新の変更などもあるかもしれないので、その際はご了承ください)
ABURAYAMA FUKUOKAについて
牛や羊などの動物とのふれあいの他ショップやアクテビティが盛りだくさん牧場エリアと、油山のワイルドな自然を感じられる市民の森エリアの両方の魅力を味わうことができる施設です。
それぞれ入口が異なりますのでご注意ください。
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