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「子どもがいない」の所感
はてなダイアリーで気になる投稿を見つけた。
投稿者は私と同世代の人だろう。見ながら何度も「ウンウン」と頷いてしまった。
気になったのは
おそらく今はメリットが最大化されている時期で、このあとデメリットがどんどん大きくなっていくのだろう。
という点。
メリットに関してはまさにそうだが、デメリットは本当に大きくなるのだろうか?
投稿主は文章からもしっかりした方と予想するので、もし子供がいれば今とは違う世界で今はない子供がいることのメリットを感じる未来があるのかもしれない。
ただ、全ての人が決してそうではない。
例えば8050問題を抱えている家庭。
8050問題とは、子が親を介護するのとは逆に、80代の親が引きこもっている50代の子どもの生活を支えている構図を指します。
引きこもりという言葉は当初は若者の問題とされていましたが、当事者が徐々に高齢化して子が50代、親が80代となってしまいました。
親にとってはデメリットでしかない。当の本人達は変わらない関係性を「良い」と思っている部分もありそうだが……。
8050問題は一例として、子供がいる未来が必ずしも明るいとは限らない。私はそういう考えを持っている。
我が家にも人の子はいない。可愛い動物が子供。妻とは人の子を持つことに深く話したこともなく、自然とそうなった。一緒に住み始めた頃にド貧乏で子を持つ選択なんてなかったことも原因の1つだろう。
私は実家が貧乏だったこともあり、同じ道を歩ませてしまうのではないか?という気持ちも少なからずあったし、嫁も子供が欲しいという考えの人ではないから一緒になった背景もある。
“これからデメリットが大きくなる”ということは考えてない。むしろ老後を生き延びるための考える時間とお金に余裕ができたと考えている。自己中な発言と言われればそれまでだが。
子供にかけていたかもしれないお金は投資に回し、休日は好きなことをする。それで十分。
子供がいれば、自分に何かあった際の助けになるかもしれない。大型連休の時には子供の家族が遊びに来るなんてこともあるだろう。孫にお年玉をプレゼントなんてこもあるのだろう。
でも、それは全てこちら都合のこと。子は親の介護やサポートしたくないかもしれないし、孫は祖父祖母に会うよりもゲームや動画見ていたいかもしれない。
暖かく見える家族の日常シーンには、多かれ少なけれ誰かの「我慢」が存在する。私はその我慢を子や孫にしてほしいとは思わない。
人の最後は独り。何歳まで生きれるか全く分からないが、私は私の日常を一日一日過ごしていく。そこに他人の評価は不要だ。
投稿者の最後の言葉
ただ、街ゆく子どもの中に自分の子を幻視したとき、言ってもらえるはずだった言葉を想像したとき、あたたかく触れ合える存在がいてほしいと願ったとき。
そんな幻が消えたとき、少しだけ寂しくなる。
子どもがいない。私の子どもは世界のどこにも見つからない。
みんなは寂しくないのかな。
この部分は全く分からなかった。
楽しみ・喜び・暖かさ。これらは子供を通してでなくても十分得られること。
子供だけが中年以降の生き甲斐ではない。
まあ、子供がいない分、いつまでも大人になりきれてない面もあるのは反省点だけど、、、笑
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