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湯にひたり白鶺鴒の息をのむ
ささ鳴きがする ――ヒバリだ。 庭木と呼気を交わしあう ――一匹のヒバリ、 ふくんだソウゾウを口にする 「――――――」 胸のふくらみにささ鳴きがコダマしている
屋根のうえ手触りのある梅雨の空
ハスの葉に銀雲なびく雨だまり
梅雨空を搔き分けのぼるツバクラメ
二重窓かさねて梅雨の月かさむ
雨あがりの阿蘇 田にひく水のいきいき
背表紙の紐を忘れし午睡かな
つぐむのは姫女苑をや鷽の口
不自由な腕で すっくりと 盲目なかなたで 立ちつくす。 ことに冷たく、ごとに優しき 硬質なアナタのUNhold 樹皮下を脈うつUNcold 鼓動を静かに 重ね合い ココロの…
ふいに、ただの道行きに ひらけた視界の新鮮さ 旧道木陰のふちの外、 広大無辺な光のもとに 小さき粒を連ねる空と―― のかんかく、と カチリ。 嵌り込んだ器。が…
たしなめに野良は甘噛み春の夕
積乱雲あたまをかすむ春の暮れ
色消して猫はべよれり枯れ桜
横なぎのウリズンベーや島泳ぎ
まくろうと虻の向かふに飛燕かな
2024年7月7日 08:07
2024年7月4日 08:11
ささ鳴きがする――ヒバリだ。庭木と呼気を交わしあう――一匹のヒバリ、ふくんだソウゾウを口にする「――――――」胸のふくらみにささ鳴きがコダマしている
2024年7月1日 20:33
2024年6月25日 16:34
2024年6月23日 11:10
2024年6月22日 08:18
2024年6月20日 08:51
2024年6月16日 09:59
2024年6月10日 17:08
2024年5月30日 16:24
不自由な腕で すっくりと盲目なかなたで 立ちつくす。ことに冷たく、ごとに優しき 硬質なアナタのUNhold 樹皮下を脈うつUNcold鼓動を静かに 重ね合いココロの強かを 解きあいこの星の一端ヲ――木霊する
2024年5月21日 10:15
ふいに、ただの道行きにひらけた視界の新鮮さ旧道木陰のふちの外、広大無辺な光のもとに小さき粒を連ねる空と―― のかんかく、と カチリ。嵌り込んだ器。がこぼす、自然な流れるモノの輝きを――野のユリと呼ばずにはいられない
2024年4月24日 22:06
2024年4月23日 22:34
2024年4月3日 15:39
2024年3月21日 11:05
2024年3月19日 22:16