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【カジュアルな聴きやすさ】KBEAR Knight

どうも、お久しぶりです。持ち前のケチな性格がイヤホンの購入を渋ったのと買っても記事を書くのが面倒くさくて気づけば年を越してしまっていました。これからは頑張って月に2本はレビューできるように頑張りたいと思います。

そんなこんなで一本しかイヤホンをレビューしていなかったですが、その記事を見てくださったHiFiHear ( https://twitter.com/Qianqian_HRcase ) という中華イヤホンの代理店の方から、KBEAR Knightを提供していただいたので今回はレビューしたいと思います。

このイヤホンは15.4mmDD1基搭載したインイヤー型のものとなります。アマゾンで2300円でした。インイヤー型というと、何かの付属でついてくる安っぽいやつがおそらく最も有名なのではないでしょうか。カナル型との一番の相違点として、インイヤー型は耳に「乗せる」というイメージがあると考えていただければ良いと思います。一般にこれらのタイプは音が薄く、ペラペラなイメージが有るのですが、今回のイヤホンはどうでしょうか。見ていきましょう。

最初に言いますが、今回提供ですが、自分が使ってみて思ったことを率直に書いておりますのでよろしくおねがいします。

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パッケージから。黒基調でシックにまとまっています。中華イヤホンもだんだん凝った作りになっている気がします。それでいて安いからすごい。

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パッケージ内容は、説明書とイヤーパッドでした。必要最低限でいいですね。イヤーパッドが写真二枚目の白い箱に入っていたのですが、途中まで気が付きませんでした。

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本体を見ていきましょう。黒とシルバーのアクセントがいい感じです。音の発せられる金網状の部分も高級感があります。

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ケーブル・プラグともにシルバー系でまとまっています。プラグの精度も問題なかったです。最近の中華イヤホンはだいぶ品質が安定してきたと思っていて、いい傾向だと思っています。ケーブルのタッチノイズはKZのそれ(ATR等についているもの)と比べ、少ないと感じました。癖もあまりつかないので使いやすいです。

<聴いてみた感想>

まず箱出し時に感じたのが、「あんまりよくはないかな?」でした。具体的に言うと、①今まで聞いてきたカナル型のKZのものと比べ、そのイヤホン固有の特徴があまりないと感じたから、②インイヤー型でちゃんとしたものを聴くのはこれが初めてだったから こんな感じです。インイヤー型にしては悪くはないのですが、あえてこれを使うほどの良さもないかなと思ったのです。

しかし、しばらく聴いてみるとそれは少し違うのではないか、とも思いました。まず第一に、インイヤー型のため周りの音が聞こえる、ということです。このイヤホン、音漏れは結構します。なので音漏れしない程度で聴く分には人に話しかけられても普通に会話できます。これはカナル型にはないメリットです。

次に、流し聴きには最適です。僕の愛用しているKZのものなんかがわかり易い例なのですが、中華イヤホンはだいたい、チューニングが「足りない部分を足していく」という方向性でなっているものが多いです。そのため、重低音が強かったり刺さる寸前まで鋭くされた高音が特徴のものだったりが大きな魅力となっています。しかし今回のKnightは際立って強く出ている部分はありません。どちらかというと、聴き疲れしてしまう要因である高音と重低音は抑えめになっている、いわば「引き算思考」のイヤホンだと思います。そのため、じっくり聴くと物足りなさを感じてしまう部分はあるけれど、なにか作業をしながら音楽を聴くと、装着感の良さも相まって不快感がなく作業に集中することができます。

総評してみると、インイヤー型の特徴を引き継ぎつつも、このイヤホン独自の「カジュアルな聴きやすさ」が現れた物となっています。ラフに音楽を聞きたい人、聴き疲れしないイヤホンを求めている方にはうってつけだと思います。

今回のイヤホンのリンク:

https://www.amazon.co.jp/dp/B081SFNPKR/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_WYCgEbPJKHSPS

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