日中ハーフの名前は難しい
後2ヶ月強で長女が誕生する予定、すごく楽しみにしております。そして、非常に悩ましい事も一つある。子供の名前だ。
性別が分かってから、ずっと考えているが、出した候補は殆ど却下。日本側では絶賛だったのに、中国側になると不評。逆のパターンも。実に悩ましい。
例えば、詩遥(シハル)という名前を候補に出しました。
中国では「生活不只有眼前的苟且,还有诗与远方」という言葉がある。
意味:人生には目の前にある生き延びる為の細々と煩わしい事だけではなく、詩のようなローマンで、遥かな旅先のような理想な生活もある。
「诗与远方」は理想な生活の代名詞である。因んで「詩遥(シハル)」にしようと思った。
子供に自由な生活を送れるように、という思いを込めた名前である。漢字の構造上も美しいし、中国語の発音もよろしいので、中国側は好評。
しかし、日本側ではかなりの不評だった。「シ」という発音は「死」とも思い浮かぶという事で、アウト。
それ以外にも、星洛(セイラ)、若希(ノゾミ)等の候補が有ったが、何も却下。
あっ!この間抜いた白髪の原因はが分かった気がしてきた。。。ww
1、
原点に戻って、両国のネットで調べた。
日本の2019年のランキング(https://hugkum.sho.jp/131310#i-6 による」)
1位:陽葵(ひまり)、2位:凛(りん)、3位:芽依(めい)
日本語的には響きが良くてかっこいいと思うけど、中国語で読む時に何も抵抗がある。
2、
中国では、嘉颖、瑾怡、晨曦、梓萱等が人気のようだ。特に「xi」という発音が氾濫してるように多い。例えば、曦と希。何も希望の意味合いを込めてる。
これらは中国語的には確かに聞こえがいいし、意味合いも素晴らしい。しかし、日本ではあんまり使わなさそうな漢字なので、嫁には即沈。
3、
日中両方使えそうな名前はなかなか無いよね。そこでヒントがくれたのは嫁の友人である。女性で「思(ココロ)」という名前。
なるほど!読み方は自分で付けれるんだ。
「詩遥」という漢字「コハル」と読めば、日本側でも賛成してくれるのでは。
そして、「思遥」も一択だね。時間と空間において先の事を意識するという意味合いで、いい名前にもなりそう。「思(ココロ)」という事で「思遥(コバル)」と読めるだろう。
4、
と言っても、嫁はうんと言ってくれない。甘かった!
でも名前の付け方を分かってきた気がする。
片側の方を先に決めといて、もう片側を如何に合わしていくかを工夫する。
ではでは、
日中ハーフの長女はどういう名前になるだろうか。
お楽しみ下さい。
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