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生きている未来と生きていない未来

 書きたいことはあるのに、下書きからなかなか投稿まで進みません。
もう少し文章力があればいいなとつくづく思います。世のブロガーさん達のように簡潔で的確で、なおかつ感動的で時にはユーモアも混ぜて書ける方々をつくづく尊敬します。
(と、ここまで書いていたらnoteにはAIアシスタントの機能があることを知りましたが、まだ使い方が分からないのでいつかチャレンジします)
 
 生きている未来(希望は70歳くらいですが、現実的には2~3年...もあやしいかな)にもお金がかかります。生活費以外に、このままタグリッソを飲めていたら年間少なく見積もっても40万弱はかかると思います。私の場合、診察は毎月ですが薬だけ2か月分を出してもらっています。なので、造影のCTやMRIなどの検査などは薬をもらう月にしてもらって、限度額を超えた金額は協会健保に申請して返還してもらっています。本当は診察も2か月ごとにしてもらいたいのですが、どうもそれは心配のようです。タグリッソに耐性がつけば点滴抗がん剤になります。その場合はいくらかかるのかわかりません。とにかく生きている限り治療費がかかります。そう思うと、そんなに頑張らなくていいのかな、と後ろ向きになることもあります。でもすぐに、それも怖くなって治療する方向に向きなおりますが。
 子供たちにもお金がかかります。長女は4月から中三の受験生です。今まで塾には行っていませんが、そろそろ行きたいようです。次女もつられて行きたいと言い出しています。最後はホスピスでと考えているので、調べるとホスピスもなかなかのお金がかかるようで・・・。私の通う病院にはホスピスも併設されているので入れてもらえるとは思いますが、お金が問題です。

 生きていない未来も、子供たちには進学でお金がかかり、地元に残れば車を買うお金が必要です。結婚資金までとは考えていませんが、今までもそれ程自由にお金を与えていたわけではないので、進学と車くらいはなんとかしてあげたいと思っていました。私が予定外に使うことになってしまったのでどこまで出してあげられるかな、と思っています。

 ということで、やっと就活を始めました。状況によっては2.3か月しか働けなくなったとしても、その分は何かの足しになると思うので。
それまではパートで働いていましたが、がんの疑いが分かってから仕事が出来る精神状態になく、会社を辞めました。当初は同じ職場に復帰するつもりでいましたが、時間が経つにつれて、復帰しても仕事を続けられるのか不安になってきました。
 初めはタグリッソの副作用で顔の湿疹がひどく人前に出ることが嫌だったので(マスクをしていれば分からなかったのですが)落ち着くまではと思っていました。そのうち下痢の症状が突然やってくることがしばしばあって、そのことも不安になりました。それらは落ち着きましたが、薬の副作用か、がんの症状なのか、更年期症状なのか、何もできないほど動けない日が時々ありました。そんな状況で週5日とか働けるのか?と心配になり、色々考える日々でした。
 それから謎に寝込む日がなくなってきて働こうという気持ちにもなり、改めて雇用保険の受給の申請に行きました。それが2024年2月です。私が退職したのが2022年12月なので、受給期間は過ぎていましたが、延長の手続きをしました。それには就労可能証明書(3300円)が必要で病院で書いてもらいます(書類が出来るまで3週間かかりました)そこには診断名が書かれるので、なんとなくがんと知られるのは嫌だなと思いました(その診断書を提出することが嫌で給付金は諦めようと思ったほどです)ただ、そのお陰で自己都合退社であっても正当な理由のある自己都合退社にあたり、待機期間は7日ですみました。なので3月に1回目の給付金をわずかですがもらえました。認定日に、ついでに職業相談をしてもらうのですが、webデザイナーの講座があったので相談しました。けれど応募者が多く試験や面接もあり、若い人が受かりやすいと言われてしまい、介護の講座はどうかと進められました。介護には興味はないのですが、講座場所が近く、今もらえている日給+1日500円となり、講座が終わるまで給付金が出るというのです。私は6月初旬までで給付期間は終わるのですが、その講座を受けると7月半ばまでもらえることになります。講座を受けたからといって介護の仕事をしなければならないわけではないそうです。講座の8割出席出来れば良いということですが、週5日間9時~4時半まで勉強出来るか自信はありません。週20時間の仕事を探すか、講座を受けるか……どうしたものか考え中です。
※すべての講座が同じような対応ではないと思います。また給付期間が少ないと対象にならないそうです。興味ある方は、職安で相談することをお勧めします。

 今回申請してみて、待機期間が短く済むこと、講座によっては手厚いシステムがあることなど、やってみないと分からないことがあるのだと思いました。自分の頭の中で考えているだけではそこから出られないのだとつくづく思いました。


 

 



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