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英語が話せるようになるためだけの留学を辞めるべき理由#2

おはようございます。今回は英語がはなせるためだけの留学を辞めるべき理由の第2弾です!これから留学を考えている方に参考にしていただければと思います。

留学をすれば変われる?変われるかどうかは結局自分次第

引っ込み思案な自分を変えたいから海外に来たという話もよく聞く1つの理由です。海外で生活できるだけでも1つの自信につながることは間違いないですが、留学が成功したと感じることができるかできないかは結局自分次第です。私は今まで2000人以上のワーホリ、留学生の英語を指導してきましたが「留学が失敗だった」(そもそも失敗じゃないんですが)と言う人達の多くが他力本願的な考え方をする傾向があることに気が付きました。


ネイティブの友達ができない、エージェントに紹介された学校があまり良くなかったなどなどということを留学生から聞くことがあります。留学は自分のための物です。友達作りも学校選びも自分で行動をおこさなければ何も前に進みません。

趣味のススメ

幸運なことにネイティブスピーカーと友達になれる場面が来ても、何を話していいかわからず相槌だけで終わってしまう。これもよく聞く話です。英語学習者にとってネイティブと友達になるのは明確なメリットがあります。ですが、逆にネイティブスピーカーにとってそのメリットはなんでしょうか?

皆さんが友達になりたいと思う人を想像してみてください。話が面白い人、一緒にいて気を使わない人、共通の趣味や興味を持っている人。ネイティブの人ももちろんそんな人たちと友達になりたいと思うはずです。話が面白い、一緒にいて気を使わない、という2つに関してはどうしても言語が壁になります。ですが、共通の趣味や興味はどうでしょうか?趣味を共有するだけで、その人と友達になれる可能性はグンっと高まるはずです。海外(カナダ人も含む)の人に「趣味は何?」と聞いて答えが返ってこなかった記憶がありません。でも、日本人は結構な確率で分からないと答える人が多いと感じています。どんな趣味でもいいので、時間を忘れてできることを見つけるとそれがきっかけで海外でも友達ができたりするものです。

ちなみに私の趣味はバイクのツーリングと最近は飛行機の免許を取るために教習を受けています。

伝える力-出川イングリッシュのススメ

皆さんは英語で言いたいことを伝えることができませんか?私はそうは思いません。もちろん、伝えられる内容の深さなどに単語力や文章力が不可欠なことは間違いありません。ですが、皆さんはもうすでに英語で様々ことを伝える力を持っているはずです。

この最たる例が出川イングリッシュです。某番組で芸能人の出川さんが全くできない英語で目的地を説明し、そこにたどり着けるかという一つのコーナーがありますよね。出川さんはバンクーバーにも来たことがあり、私もその番組を見ました。バンクーバーの中心地にある蒸気で動く時計「スチームクロック」を目指す場面で、蒸気( steam)が分からずに使った言葉が「ポッポオクロック」でした。お腹を抱えて笑った記憶があります。それでも現地の人も解ってあげようと必死ですから最終的に行けてしまうんですね。もちろん番組ですからお笑いの対象になるわけですが、これこそが究極のコミュニケーションだと思います。問題は言語ではなく、伝えたいと思う気持ちなんです。実際出川さんがどのような英語を話すのかは分かりません。ですが、出川さんのような人が居ると、自然とみんな面白くて話しかけてきてくれたりするわけです。「話したい」ではなく「伝えたい」という気持ちが自然と会話を生み、どんどん言語が上達する環境が整っていくと思います。


まとめ

今回は留学は英語を学ぶためだけにあるものではなく、学ぶ環境づくりにフォーカスをしました。共通の趣味を持つ友達は作りやすく、視野を広げることにつながります。言語はあくまでも伝えるための道具であって、「話す」ではなく「伝える」を目標にすべきです。そうするとおのずと言語習得に最適な環境を作ることができるはずです。待っていても始まりません!自分から行動をおこしてください!

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