「口はうまいが、行動が伴わない男とは付き合いたくない」
読点「、」をどこに打つかは、とても迷う。
この場合は
「口はうまいが行動を伴わない男とは、付き合いたくない」
と読点をつけたほうが意味が伝わりやすい。
関係の深い語句同士をまとめ、関係の浅い語句同士を切り離すことで、内容は理解されやすい。
「口はうまいが行動を伴わない」をひと続きにし、主語である「男」にかけています。読点はその主語と「付き合いたくない」という述語の間に打たれ、「主語・述語」の関係をはっきりさせている。
二人の関係をはっきりさせない男とは、本当に付き合いたくない。
読点をしかるべきときに打っていこう。
●今日のまとめ●
思いつきで読点「、」を打たない
(参考図書『伝わる!文章力が身に付く本』小笠原信之)
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