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当たり前が当たり前じゃない時に感じる怒りと脱力感。そこから導き出した事は。

GPT-4 DALL-E3という2つの生成AIがとりあえず私のところでも繋がった。まだGPT4の出すプロンプト通りの絵は描かない時が多いけど、GPT4を契約してたらDALLも使える様になったのは素直に嬉しい。
初めの顔の絵は早速作ってみたもの。

言葉が絵を描き出したよ。

という事で、当たり前について、最近仕事でストレスがずっと続いていた。
当たり前の定義って人それぞれなんだよな、ということをより身近に感じ、勉強させてもらっている。

どこも人出不足で悲鳴をよく聞く昨今。私の勤める会社も同様の阿鼻叫喚。人手不足を賄うために生成AIのCSが出来ないものかと1人でAIのラーニング、そしてハルシネーションと戦う日々。まぁ、その話はいいや。

同じ部署に何とか人が入り一緒に仕事していくぞーと思っていた。が、あまりに私の当たり前の通じなさに深いため息が続く。彼の名はゲゼ(仮名)氏。年齢は30歳中頃。大学も卒業している。彼のことを甘くみていた。

切り立った崖に作られた休憩所。
どうやってこんなに立派に建てたんだろう。


ゲゼ氏物語、この半年で沢山な事が起こったんだけどそのうちの一部紹介。

ある装置の見積もりを、先方さんに依頼しといてとゲゼ氏にお願いする。→出来ない。いいよいいよー。やり方を一から教える。→1週間経っても届いていないと言い張るので一緒にメールボックスを見ると1週間前に届いている。
、、、まぁいい、最初だしな。で、返事の仕方を教え、返事してもらう。
で、次はメールが届いたことを意気揚々と伝えてきた。
成長しているじゃないか。でも見積もり金額はわからないと言う。
、、、ん?あの流れで先方さん見積もり提示しないかな?と頭をよぎり、何か添付ファイルとか無かった?と聞くと何かファイルがありましたと言う。

、、、それが見積もりなんだよ。と伝える。

こういった流れが何か仕事する度に起こる。私が当たり前と思ってる事がゲゼ氏には当たり前じゃない。
最初はおもろいやつやなぁと笑えていたんだけど、ほぼ毎日続き数週間でかなりキツくなってきた。キツくなるとどうなるかって言うと、私がパワハラモンスターに変貌していくのがわかる。

何でそんな事も出来ないんだ!と。

毎日そんなやりとりするのにくたびれ、営業さんにたまらずお願いした。
1週間に1回だけでも良いのでお客さんのところ回って勉強させてもらえないかと。ものは言いようだ。へっへっへ。
3人で同行のローテーションするよ。と返事をもらい1週間に一度だけは解放される様になった。平穏ゲット。
で、二ヶ月ほど周ってもらったあと(1人2、3回ずつ)、営業さんから同行お断りの通達が来た。だよね。知ってた。そうなると思った。おまけに因果応報、厄介ごとが沢山生まれて全てのツケが私に返ってきた。まぁ、全部いい勉強にはなったけど。

パイレンみたいな木

そんな彼をみてて最近考えるのは当たり前って無意識にしてる相手への期待なんだなということ。
私は彼に期待してたんだなと。だから裏切られた人間の様に彼に対してキツく当たっていたんだな、と。
今も実は必死に自分を納得させよう思ってる。でも、なかなか頭で割り切ろうとしても無意識に心に溜まったストレスが瞬間的に湧き起こり怒りに変わりそうになるのをグッとこらえてる。減ったけどまだ無くならないようだ。器狭いんだなと思う。
言葉は悪いけど、相手に期待しなければそもそも怒りって湧いてこないよね。というのは真実なのかもしれない。
ゲゼ氏はそういう人間なんだと私の中でそれが自然になったら、うまく受け流していけるんだろう。

まず期待はやめて彼の特徴を見ていこうと思う。
◽︎彼が苦手な事
彼は考える力、事象から物事を推測したりする力は弱い。表面の目の前に見えることのみを拾う。視野が極端に狭い。出てる数値を見ておかしくても違和感を感じないようだ。文章を的確に理解できない。文章を書かせると誤字脱字は当たり前で主語が無い。句読点も全然使うところに使っていて、文章というより単語の羅列に近い。(まぁ私もド下手でダラダラ書いてしまうから人の事言えないけど)思い込みが激しい。自分で作ったルールに縛られて本質がどうとか関係なくそれに従う。

◽︎彼が得意な事
同じ作業の繰り返し。(イレギュラーがあるとフリーズするので、交通整理は必要)
実験のデータ出しとかするのに私よりも細かく分けてサンプル数を多くして数値を出す努力ができる。(ただし再現性にまで気が回っていないので同じ条件でやれているかは本人理解していないように思う)
毎日コツコツ製品のデータを測る事ができる。

うん、会社やユーザーにとってプラスになる事ができる事はわかった。なので、そちらをやってもらおう。細かいデータの蓄積は私としては分析しやすくなって非常にありがたい。それをしてもらえるなら、これまでの私の勝手な期待に対する自分勝手な怒りも抑えれる気がする。

という事を学んだ今日この頃。

暁光

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