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大椿ゆうこ参議院議員が、井川意高氏を提訴

大椿議員、井川氏を名誉棄損で提訴

社民党副党首の大椿ゆうこ参院議員が、6月6日、X上で誹謗中傷を受けたとして、大王製紙元会長の井川意高氏を名誉棄損で提訴しました。

原因

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こりゃ訴えられるわ

大椿議員の目的とは何か?

来年、大椿議員の選挙がある

大椿議員、来年選挙ですが、議員になるまでの経緯が特殊です。
2019年参院選、2021年衆院選、2022年参院選と三連続で落選していますが、2023年3月に、社民党から立憲民主党に移籍していた吉田忠智氏が、大分県選挙区補欠選挙出馬のために辞職し、4月に繰り上げ当選しました。そのため、議員になってから日も浅く、知名度も低い状態です。

選挙の見方について

選挙は、各党や各候補者が、票を取り合うゲームであり、ゲームとしての選挙という見方をする必要があります。そして、有権者は、左派、右派、中道、支持政党なし、特定の議員を支持、特定の党を支持、普段は選挙に行かない、絶対に選挙には行かないなど、様々なグループがいます。

あくまで私の予想ですが

ここからは、私の分析と予想について述べていきます。まず、社民党に投票する可能性のある有権者は、かなりの左派だと考えられます。限界左派の有権者は、自公維日本保守党には絶対に投票せず、敵意を持っています。そしてその票は、現在、大半が立憲民主党に入っている可能性が高い。日本共産党やれいわ新選組も左派ですが、独特な世界観と強固な組織を誇っており、この二つを切り崩すことはほぼ不可能。現状、左派のグループが増加する可能性はほぼ無く、グループに属する人間の死亡や高齢化によって、縮小していくことは確実です。社民党自体がオワコンのように見られている現状においては、新たな支持者を新規開拓することは困難であり、立憲から奪うしかない現状です。支持者を奪うには、立憲と社民が、ほとんど同じ思想を持つ酷似した集団であると思わせ、さらに騒動を起こして、応援を呼びかけるという戦略を使用するのが手っ取り早いですね。特に、高齢の立憲支持者はもともと日本社会党支持が多かったと思われ、社民党に対するアレルギーが無い人が多いと考えられます。井川氏は、日本保守党関係者であり、そのグループは、どうせ社民党には投票しないのだから、どう思われようが知ったことではありません。むしろ、敵対したほうが、左派グループ内での知名度も上がります。さらに、明確な悪であり敵と断じて、断固として戦う姿勢を示したほうがよい。そうすると、人間は、悪だと思っている存在と戦うときに団結する傾向がみられるため、大椿闘士を支持すべきとの声が出てきます。これにより、大椿議員への応援票が入るようになり、参院選における得票数増加が期待できます。しかしながら、それは本来、立憲民主党に入っていた票であり、立憲民主党の票は減少します。そのため、影響を受けるのは、政治思想が似ている立憲民主党ということになります。大椿議員のやっていることは、立憲民主党への攻撃です。個人的には、立憲の左派票が削られたら笑えるので、大椿さんにはぜひとも頑張ってほしいと思っていますが、内心穏やかではない立憲民主党の議員や候補者は、何人もいるでしょうね。


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