【KiP/ABiZ interview#2】結婚したい人ができないというのを、なんとかサポートしたい
影山 千津子(結婚相談所 株式会社 くすの木)
元々、ひょうご出会いサポートセンターで、約7年勤めていました。いろんな方とお話しするなかで、なかなかうまくいかない人たちになにかできたらという思いで、結婚相談所として独立しました。
法人名を「くすの木」にしたのは、クスノキは兵庫県の県木であり、神社などの御神木としてよく見られます。ご縁があった方達とのご縁をつなぎ、地域に根差したコミュニティのような場所になればとの想いを込めました。
「こういうことを話して、気に入ってもらいなさい」ではなくて、「条件を気にせず、自分そのままを出してくださいね」っていうんです。どれだけいい条件でも、コロナなどで状況が変わったりもします。でも、それを乗り越えられる人と結婚すれば、病気だろうがなんだろうが「じゃあ、私ががんばる」ってなれるはずだから、そういう部分を大事にしてね、と言っています。
未来に向けて、20-30代の若い人がもう少し早く結婚できるような環境づくりや、結婚したい人ができないというのをなんとかサポートしたいっていうのが、結婚相談所をやっている最大の理由です。
(結婚相談所を開設するにあたって)法人化したのは、人の人生を預かる責任ある仕事だから、しんどいとき投げ出さないよう、ちゃんとした形にして次につなげたいなという想い、節税するのではなく税金を払うためです。若い世代には、年金がないないと言われていて、それなら私たち世代が、仕事をして税金を払えばいいんだなって。そしたら、恩恵がつながっていく。じゃあ会社にしようって、後先何も考えていませんでした。
やろうと思ったらなんでもできるかなと思いますね。