Rhizomatiks(ライゾマスティック)のパフォーマンスをみて@MUTEK

人間の技術はどこまで発展していくのだろう…と思った。

MUTEKでライゾマ×イレブンプレイ×Kyle McDonaldのパフォーマンスを見ての感想。


脳みそが追いつかない。
その心地よさが素晴らしかった。

ステージ上の複数のオブジェクトや音がダンサーの動きとリンクしていたり、リアルタイムにカメラマンが撮影している映像の中に、CGで作成した巨大なダンサーが合成されたり、ダンサーの体から霧の様なものが出てきたり、まだ見せるのか!まだやるのか!すごい!つよい!わーもうお腹いっぱいですよ。圧倒されるわーーーー!っていう展開。ダンサーの振り付けも、手の動きや顔の向き一つ一つが知的で、計算されてて、どれだけの時間と思考を使ってこのパフォーマンスは作り上げられたのだろうかと途方もない気持ちになった。

後半、日本女性ボーカルの歌(なんの曲かすごく知りたい)に合わせてダンサーが踊り始めて、「すごい技術」という物の集合体だけで感動させるのではなく、精神的に感情を揺さぶってくるエモーショナルなシーンも用意されていて本当にもうありがとうございますという感じでした。最後は5人のダンサーが個人として存在していた。最初は技術を見せるためのマネキンだと思ってたけど、人間だったなぁ。
夜空の1つ星(と勝手に想像している)が、映像の中でなく、現実にステージ上を浮遊していたのをみて、ダンサーの女の子たちがその光を操っているのを見て…

現象が素敵すぎる…

好きすぎ&ツボすぎて私は泣きそうになった。いつだったか誰かが「テレビはなんでもできるからねぇ。CG っていうんだよ」ってご飯食べながら言ってたのが、テレビの中ではなく現実で起こっていた。想像を超えてくるパフォーマンスにただただ鳥肌。見れて本当によかったな。あとMUTEK、今年は座り心地のグレイトな椅子で見れたこともとてもよかった。

ライゾマのパフォーマンス。これ以上のもの見るのは数年後でも良いとすら思った。はる菜は感激した。
ライゾマのリンク⤵︎
https://rhizomatiks.com

今回のパフォーマンスのリンク(MUTEK)⤵︎
https://mutek.jp/artists/2019/04/28/rhizomatiks-research-elevenplay-kyle-mcdonald/

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