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中小企業診断士独立記【episode3】

自分のことは分からない

独立を決心してから1か月。

常日頃から経営指導をしているものの、自分のことは良く分かっていない自分が嫌になります。


「自分のことは分からない」

みんな、これで悩んでいると改めて創業者の気持ちを実感しました。


なので、

①客観的な視点で創業者の思考整理してくれる人が必要。

②伴走的にメンタルを後押ししてくれる人が必要。

③経営計画を一緒に考えてくれる人が必要。

④計画に沿って手続きや資金調達・その他やるべきアクションを丁寧にフォローしてくれる人が必要。

⑤補助金など施策を提案・仲間を紹介してくれる人が必要。

と思いました。

これって、やっぱり中小企業診断士の出番ですよね。


その中で、手を差し伸べてくれる友人の中小企業診断士もいる訳で、

つまるところ、

同業者が同業者を助けてくれるということは、一定の評価をしていただけているのかな?と思いました。

常日頃からの仕事の取組み姿勢が大事なのだと実感しています。


また、中小企業診断士の仲間に繋がりは非常に宝ものです。

中小企業診断士の魅力は制度的に顕在化しているものよりも、

仲間や繋がりなど無形資産にあるのかもしれません。


ワンストップ相談が最強だよな

実際に、創業準備をしていると、

上記の①~⑤をこなすのに、メンタル・体力的にきついっすね。


会社辞めると、

社会保険どうしよう、

登記書類どうしよう、

登記どうしよう、

と、私自身中小企業診断士ですが、経営計画や資金調達以外の専門外でいろいろ苦労するのです。

精神的にジャブのように効いてくる。やること多すぎ・・・


どんな制度もメリット最大化で進めたいという気持ちが優先すると、

調べて、比較して、手続きで悩んで・・・と、

さらにめんどくさい。


自分は、極力一人でこなすつもりですが、「社労士・司法書士にも挑戦しとくんだったなー」と出来もしない後悔をしている始末。

ワンストップ相談が出来ると、創業相談者に価値最強です。

なので、自分でこなしてみます(笑)


最初の会社選びは、超絶重要

一方、もう一つの僕の資格である宅建に助けられています。

不動産知識はやっぱり使い勝手がいい。

事務所借りたり、住み家を借りたりする精神的負担はあまりなく、知識は本当に自分を助けますね。

会社員時代に、いかにスキルアップをしとくかが重要です。

就職する時に、どんなスキルを手にいれたいかをじっくり考え、将来を見据えて会社を選ぶことが、これからの時代、とてつもなく重要です。


メンタルやばいので、読書にふける

ということで、

自分の創業戦略を立てるところか、独立への葛藤と戦う毎日。

読書は好きなものの、さらに読書に逃げる?毎日。

独立するとなると、スキル不足が気になるのは万人の気持ちじゃないかなーと感じる。

さらには、ビジネス系YouTubeを眺める日々。


気になるのは、やっぱり資金繰りか・・・

経営計画があっての財務計画ということは重々承知ですが、

創業となると、資金繰りが一番気になることを実感。

士業は創業に金がかからないと思いがちだが、そんなことは無いね。

特に、旅費と接待交際費、それと設立登記や備品になんやかんやで100万は吹っ飛びますね。

戦略・計画は早めにたてるべき。

これは、完全に再確認しましたね。猛反省。

で、融資相談は早めにやったほうが良いですね。


僕は日本政策金融公庫に相談に行きます。

日本政策金融公庫・国民生活事業部は中小企業診断士や公的支援機関も連携する国の金融機関で中小企業者や創業者の強い味方です。

僕にとっては親身な機関というイメージですね。


知らない方の為に、公庫の融資制度一覧のリンクはっときます

日本政策金融公庫

各地にありますので、相談しやすいです。担当者の方も知識豊富ですし、公的機関や専門家との連携もしてますよ。





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