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俳句を作るワークがあって、今日までに「冷奴」「蛍」「団扇」から2句作っておくように言われていた。俳句は作ったことがなかった。有名なやつしか知らない。斎藤茂吉の赤光だけ持っている。
「蛍」も「団扇」も分からないので、「冷奴」で2句作る。冷奴を前に置いて、取り合わせのように、少し意味の離れた散文を残り12音で作る。それが一番作りやすいと思った。

想像はしていたが、俳句のワークは、575の散文で、あるあるを言う会だった。僕の句は2票だけ入った。
結局散文と詩の違いはなんなのだろうか。距離か。

昨日休館日だった藤子F不二雄ミュージアムにいくと、「当日券はローソンののLoppiでお買い求めいただいております。ローソンは徒歩10分のところにあります。今マップをご用意いたします」と受付の人に言われた。「あ、自分でスマホで調べていくので、大丈夫です」ローソンに行くと30分後に入場のチケットしか時間の関係で売っておらず、それまでローソンの隣のジョナサンでわらび餅を食べて待つことにした。
ついでに、残り数ページだった『同時代ゲーム』を読み終える。事前に『M/Tと森のフシギの物語』を読んでいたので物語的な喜びは少ない。あとは語り方になるが、これも試作段階のように思える。巨人の、トレーニング。日本でいちばんすごい人の、筋トレを見せられている気分だった。

藤子F不二雄ミュージアムはボリュームが少ないが1000円だし、会場の採光がよくて、歩いているだけで楽しい。たくさんのコンテンツ、つまり他人の俳句と同時代ゲーム、藤子不二雄ミュージアムの展示を、さまざまな速度で消費した日だった。
家に帰って、『Only up!』という、ただただ少年が上に上にと登っていくゲームを、いろんな人がプレイする動画を見ていた。
水炊きを手羽先で作った。手羽先を水と葱とニンニクと水で煮込んで行って、途中で骨を鋏で切って髄を出す。そこにキャベツと、にんじんを入れる。家系ラーメン屋の匂いがする。ここに豚骨を入れてカエシを入れたら、本当にそうなる。

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