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待機時間に、昼寝をしたくなった場合、図書館の端の方に、とりあえず置いておくことに価値があるような本だけが並んでいて人が全然来ないところがあって、その奥に、椅子が並べられているので、その上に寝転ぶ。

アラームを1回で止めれば、アラームをかけてもいい感じになっているので、12:30に鳴ってすぐ起きて止める。

起きてすぐ大学の構内を歩くと、食堂に長蛇の列ができていた。
1年から6年まで全学年登校しているようで、コロナ前は毎日このような状況だったはずだが、そのときもこんなに混んでいたのか、覚えていない。

外に出ると強い日差しと、頭に残った眠気で重く、のしかかって白昼夢の中を歩いているようだった。とりあえず駅に向かって、食べるものを考える。マックが珍しく空いていたので、サムライマックを買って食べる。

16:00まで、謎のシミュレーション実習を行い、その教え方がとろいので、ため息をついた。ため息をつくという、芝居がかった動作をとる自分を意識し、それで自分を憐れむ気持ちも出てくる。ここまでも演技らしく、とりあえずやってみるだけのことかとも思う。

自転車でゆっくり帰り、頭が重いままなので交差点でしっかり止まるようにする。自分の他の自転車がいかに野蛮かを知る。
どういう根拠があって、その道から飛び出すことができるのか。
一回一回が賭けで、それはみんなそういうものなのか。

家の近くの、普段通らない袋小路に行ってみると、黒と灰色の縞柄に、腹が白くて、薄っすら茶色が混じった、1歳くらいの猫が寝ていて、近づくと小さく口を開けたので、触らせてくれるとわかった。5mくらい離れてしゃがんで、手をゆっくり出して、舌を鳴らすと、鳴いて近づいてきて、身体を投げ出した。
どういう根拠があって、僕を安全と思うのか、わからないが、腹を撫でた。

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