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自炊をして、それを彼女と一緒に食べて、本を読んでいたら17:00になって、17:00になったら散歩するって言って彼女は寝たので、起こして、寝起きが良くて、散歩に行くことができた。

ほぼ無風でも大丈夫なくらいの、気温で、自炊して本読んで散歩してるだけなの老人すぎる。

寺に猫が3匹放し飼いされているので、よく見に行く。
今日は奥の墓の辺りにいて、3匹がそれぞれ、墓の間からチラチラと見える。似ているので、どの子がどの子かわからなくなる。彼女が見えなくなったので、呼ぶ。

雑色の方は見せたことがなかったので、そちらに行く。今日は2人ともスニーカーを履いていたし、元気もあったので、行けると思った。
途中で酒屋がいらなくなった食器を出していて「ご自由にお持ちください」と書いてある。まだ綺麗で小洒落た食器がたくさんあったので、帰りにまた寄って、持って行こうかな、と話していたけど、結局帰りには忘れていて、そこは通らないことになった。

雑色は、幹線道路には駐車場のデカいコンビニや、びっくりドンキーがあって、郊外らしい。
人に見せるつもりで雑色の細い商店街を歩くと、気づかなかった店にも気づいて、次の機会に行ってみたくなるが、行かないだろう。喫煙可能なカフェを見つけて、あそこには行くかもしれない。ならおかとだったら行けそうな、香ばしい居酒屋もあった。
どの店も本格的に混む前で、店主の顔が見えて、あの店は美味いかどうか、喋りながら、悪口を言いながら歩いた。

折り返して蒲田温泉の前までくると、公園に餌付けされた猫がたくさんいるスポットがあって、その細道におじいさんとお婆さんが立って、猫を構っていた。そこに入っていく。
黒猫が二匹と、茶トラが1匹いて、人馴れしている。
サングラスをかけたおじいさんは椅子に座って、イヤホンで何かを聞いていている。
「〇〇ちゃー(猫の名前。聞き取れない)何かもらえると思って」
と何度も繰り返して言っている。どこを見ているか、わからない。
おばあさんは、電柱に隠れた黒猫に
「なんで隠れてるの。見えてるよ。なんで隠れてるの」
と繰り返していた。

彼女が茶とらに近づくとお婆さんが
「何かくれると思ってるよ。触れるよ」
と言ったが
「猫アレルギーで触れないんですよ」
と返した。

帰って、鶏胸肉を焼く。ネギとインゲンを焼く。
台湾パイナップルを切って食べる。
蒲田温泉に行くと、シャンプーと石鹸がなくなっていた。
家に帰ってシャワーだけ浴びる。
不便になった。




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