見出し画像

表現の不自由展 かんさい(1)

表現の不自由展 愛知は、会場に届けられた郵便物を開けたとき、爆竹のようなものが破裂したという「伝聞」(写真や証拠を一般人は見ていない)で中止。

続いて行われようとしていた 表現の不自由展 かんさい は、会場のL大阪(労働会館!)が会場使用に危険があるとして断った。主催者側は、大阪地裁へ提訴。判決は「開催しなさい」。L大阪は大阪高裁に即時抗告。大阪高裁は、予定日までに抗告を棄却。開催が決まった。(吉村維新知事が開催に反対していたので、一応、司法の独立を示した形になり、当たり前のことなのに、日本にしては感心。w)

7月16日初日。いつ中止になるかわからないので、開場の十時に行こうと思っていたがあいにくの雨。電動車椅子は水に弱いので様子を見て、雨が上がり次第出発した。12時半頃にL大阪着。あたりは大阪府警のものものしい警備。右翼に対するカウンターが妨害に抗議するプラカードなどを挙げている。来場客は整理券を得るために並び、L大阪前は大混雑だった。

画像1


画像2

画像3

画像4

そこに右翼の街宣車が次々到着。大音響でがなり始める。許可を得ての街宣か? 恫喝的な台詞や音響のデシベル数は違反ではないのか。法律をよく知らないが、警察は防止線を置いて見守るのみ。会場待合室や会場内に弁護士という腕章をつけた多くのボランティアの弁護士がいたが、ここの場面でも、法的に逸脱した行為について確かな知識で警察官に取り締まり要請を行うべきではなかったのかと思った。

写真では伝わらない会場前の騒々しい様子は以下のyoutube動画でどうぞ。
これではまるでお祭りのようでもあり、右翼はかえって衆目を集めるのを手伝っているともいえるような奇妙な状態であった。

(不肖、私のyoutubeチャンネル「あびちゃんネル」は、オリジナル音楽や思想・時事などの解説動画のほか、ジャーナリストの真似事もしていきますので、これを機会にチャンネル登録してね。)

さて、こんな中、とにかく整理券の列を探し、最後尾と書いたプラカードのところに並ぶ。

「整理券ない人が並ぶところはここですか?」とスタッフのおねえさんに聞くと「お手帳ありましたら、車椅子優先の列に案内します」とのこと。引き継いだスタッフのおにいさんに案内されて会場内に入ると、セキュリティチェック。鞄も、ウエストポーチも開けられ、体も電子棒でサーチされた。が、裁判所や空港に比べるとやや杜撰。凶器の持ち込みは不可能でないと感じた。

整理券は17時からの部。数時間の待ち時間である。用事はたんとあるので、別によいのだが、そうでない人もいるだろうし、もっと遅く来た人は今日は入場できなかったという。この人出ならもっと会期を延ばすか、やはり各地できちんと実施できているべきだったのだと思った。

この続きは随時アップしていきます。会場内の写真撮影はOK、SNSにあげるのもOKでしたので、ほぼほぼ全作品、写真と感想をアップします。ぜひ、abhishekaのnoteをフォローして続きの記事のお知らせをお待ちください。


もしも心動かされた作品があればサポートをよろしくお願いいたします。いただいたサポートは紙の本の出版、その他の表現活動に有効に活かしていきたいと考えています。