茶の湯 2017年5月19日
「お茶道具」を集めて並べる楽しみが少し分かった気がした。
並べた風景を楽しむ、
並べた横にいる自分をその空間に溶け込ませる。
「お茶道具」っていうのは一つの例であって、
自分たちがやるとしたら何でもいい。
一つの空間を作るという意味では例えばジオラマに通じると思う。
・・・お茶道具とジオラマとを一緒にするな、と思ったあなた。
お茶道具は素晴らしいものだ、
高貴なものだ、
という思い込みではないですか?
古の茶人がそのルールを作っただけではないですか?
あなたはそのルールを鵜吞みにしているだけではないですか?
あなた、その道具類を本当に好きですか?
ルールを作った奴の勝ち、ということも強く感じた展覧会でした。