ベイスターズ育成論

今回はベイスターズの育成論について思ったことがあるので書きます。


2軍で好調な選手は1軍に上げてスタメンですぐ使おう

番長に関しては1軍に上げてきた選手を代打1枠で勝負させる方針を取っていますが、個人的には反対です。少なくとも1軍に上げてきた選手はアドレナリンが出ており打席数を積ませた方がいいと思っているからです。好調な選手を抜擢する習慣がつけば2軍の若手が目の色を変えて練習をし、結果を残してという競争意識も高くなるでしょうからとりわけ若手はどんどん使っていくべきです。実績主義より実力主義。これが大事ですね。

上位で取る高校生は突き抜けた存在でなければダメ、そして力のある選手は2年目でも1軍で。

ここからはドラフト論になりますが、高校生獲得のメリットとしては当たればリターンが大きいっていうのがあります。ですが下位の高校生はなかなか戦力化しにくいです。肉体が出来上がっていないとかで。そうするとメガプロスペクト(5ツールある、身体能力高い、球速が出る、大砲候補)以外は大学生以上で固めていった方が即効性の面では重要でしょう。
そして、オリックス・ヤクルトのように力のある選手は1軍にどんどん出すべきです。2軍に最適化されてしまっては育つものも育たなくなるからなんです。最近であれば森世代の紅林・長岡が1軍に出しながらしっかりと定着しているので。

3軍制導入に関して

ベイスターズは神奈川FDとの連携を駆使しているらしく神奈川FDが事実上のベイスターズ3軍と言われています。しかし、その効果も薄そうです。青星寮の部屋数は42で3軍を有するホークスの若鷹寮、巨人のジャイアンツ寮と変わらないです。(共に部屋数は44)
3軍を導入することで選手の絶対数を増やし、コロナ禍でも試合ができる環境を作らなければなりません。試合数を積ませて試合勘を養う。これが大事です。試合でしか学べないことがたくさんありますから。

秋のキャンプの練習量を増やす

昨年の秋はDOCK内で秋季トレーニングで個人的な課題を潰すことが中心のものとなっていました。しかし、チーム単位の練習をしていたかというとそれは。そして、昨年オフに入ってきた新コーチ(斎藤隆、鈴木尚典、石井琢朗、相川亮二、小杉陽太、コーチングアドバイザーの小谷正勝)陣は顔見せ程度でトレーニングのメニュー作りには関与していません。琢朗さんはヤクルトOBの上田剛史さんの動画の中で、秋季キャンプを厳しくして春季キャンプでペースを落とすということと教えが身につくのは3年、優勝する時期は過ぎたとも言ってます。秋季キャンプでアピールして自主トレで目の色を変えれば1軍キャンプに抜擢、オープン戦で結果を残しスタメンを勝ち取ってそのまま定着が理想ではありますが、それは選手次第。ただ、そういう選手の数を増やそうとするという意図は感じられます。




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