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当院における病院薬剤師の仕事の内容の一例

今回は私は入職してから今に至るまでの業務の変遷を紹介します。

【1~2年目 研修】


入職1年目の9月から夜勤が始まります。

そのため、まずは夜勤ができる薬剤師になることを目標に教育を受けます。

注射部署、内服部署、外来部署、化学療法部署、院内製剤部署をそれぞれ研修で周ります。

薬の知識に関することよりも、どうしてもマニュアルに関する教育が中心になります。

また、この期間は薬剤師として1人としてカウントされないため、監査時は先輩薬剤師のダブルチェックが必要です。

日勤業務をこなしつつ、業務後に研修を受けるといった日々で、

口頭試問や課題をクリアして初めて1人の薬剤師として認められ、夜勤ができるようになります。


【入職2年目中盤まで】


1年目9月~2年目中盤まではローテーターとなり、

1薬剤師として、配属部署を持たず、各部署をローテーション(2週)します。

注射調剤部署、内服調剤部署、化学療法部署、外来部署、DI部署、病棟部署


【配属】


ローテーターを経ていよいよ配属です。

100%ではありませんが、ある程度の希望は考慮されます。

同期の場合だと、9人中8人で第1希望の部署に配属されました。

若手が希望通り配属される代わり、上司が異動になることもあるようなないような。。。。


【病棟担当薬剤師】


私は病棟業務を希望していたので、病棟専従の薬剤師として配属されました。

外科病棟(消化器外科、呼吸器外科、乳腺科)、途中からNICU病棟かけもち

循環器病棟、(NICU病棟かけもち)、DIヘルプシフトあり

外科病棟(泌尿器科、整形外科、形成外科など)、NICU病棟かけもち

上記に加え、放射性医薬品(RI)の調整を当番制で行っています。


他にも必要に応じて他部署ヘルプもしており、

現在の業務の割合としては、ある月を参考にすると

-出勤日22日-

・外科病棟:13日

・NICU病棟:6日

・夜勤:1回(2日)

・放射性医薬品調製実施日:3日

・内服部署ヘルプ:1日


といった形になります。


それぞれの病院で全く違うかと思いますが、一例として参考になればと思います。


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