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ホボホボゼンコウジキモト

名前が特徴的なこのお酒。1年前はテストで製造をしたお酒がついに解禁です。

ホボホボゼンコウジキモトとは?

酒税法において日本酒造りに最低限必要なものは

①米 ②米麹 ③水

この3つです。この3つを併せてそこに酵母を添加しアルコール発酵の後、濾して、酒粕と酒に分けられます。当然この3つどれか欠けてしまうと清酒とは名乗れません。

一般的に、①米と②米麹の割合は米80%に対して米麹20%。これが一般的なレシピです。今回発売するこのホボホボゼンコウジキモトは名前の通り、ホボホボ米麹を使って造られたお酒です。全部麹で造ると日本酒と名乗れませんからね。


このお酒のレシピはというと、、、


①米と②米麹の割合は米4%に対して米麹96%

ほぼ麹ですよね(笑)?

そして、米の4%はどこに使われるかというと、酒母と言われる酵母培養フェーズでのみの使用です。

米麹の割合がとても多いので、米麹甘酒がお好きな方はこのお酒も好きかもしれません。なかなか数量を増やせないお酒ですので、見かけた方は是非。

※このお酒はタンパク混濁と言われる白いおりのようなものが瓶底に沈殿することがあります。購入されてから白いおりが発生することもあります。
これは米麹の割合が高く麹のタンパク質成分が多いことから発生します。
品質の劣化や味・香りには影響はございませんので、ご安心してご飲酒ください。お酒に詳しい方ですと”火落ち”と間違えられやすいですが、タンパク混濁は火落ちとは全く別の現象です。なお、どうしてもみてくれが嫌だという方は、60度くらいまで温めると消えます。ですが、冷めるとまた発生する可能性があります。

お酒のスペック

ホボホボゼンコウジキモト
内容量 720mlのみ
アルコール分 14度

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