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(6920)レーザーテック_2024.6_3Q


事業概要

先端半導体向けマスク欠陥検査装置が柱。EUV光源品は独占。マスクブランクス検査装置も。

株価トレンド・指標


半導体市場の拡大と共に右肩上がり。
2022年年初に、コロナ禍によるデバイス需要の一服やマイニングによるGPU需要の落ち着きからいったん天井をつけたものの、昨年から生成AIによるデータセンター向けGPUの需要増を受けて再度上昇。
最高値を更新したものの、昨月ASLMの決算を受けて急落。
その後、レーザーテックの決算を受けて急速に回復する運びとなった。
株価:40,670円、予想EPS:543.32円、予想PER:74.8倍、PBR:27.5倍と指標面ではかなり割高である。
予想配当:191円(利回り:0.46%(配当性向35%前後)株主優待:無)

直近四半期の状況

売上高:YonY+97.9%の1,572億円。営業利益:+111.5%の581億円となりました。3Q単体では、売上高:+155.7%、営業利益:+182.0%と大きく伸びました。
受注高に関しても、QonQ+140.2%の763億円と数四半期ぶりに好調となった。

進行期決算

進行期決算は、売上高:YonY+27.6%の1,950億円、営業利益:YonY+7.6%のまま据え置いています。
3Qの好調となったものの、半導体市場は非常に急変動がある市場のため、据え置いたとみられるが、今年の後半にはここから”回復”する基調が見受けられるとのことで上振れの期待は高い状態にある。
先端半導体向けマスク欠陥検査装置は絶好調。
SiC用も強い。

評価や目標株価

今回の決算の内容や受注の状況、それに関するコメントを踏まえて同社の目標株価を算定する。

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