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ワーママ管理栄養士が大学院に行く前に考えるべき4つこと

私は急性期病院で管理栄養士として働いている一児(2歳男)の母です。
そして、4月からは大学院生にもなります。
家庭のこと、子供のこと、仕事のことなどい色々と考慮した上で大学院への入学を決めました。
自分と同じような立場で大学院に行きたい人達の役に立てばと思いこの記事を書きました。
ではワーママ管理栄養士の私が大学院に行く前に考えたことを紹介します。

①大学院へ行く目的は?

大学院へ行きたいと思ったとき、この質問を自分へ問いかけました。
・ただ大学院へ行った(修士号)という肩書が欲しい?
・その大学院にとりあえずいきたい?
・勉強したいなら、オンラインセミナーとか研修あるよ?
・研究は自分で勉強してもできるんじゃないか?

大学院の大きな特徴は「研究をする」ということだと思います。
たしかに、研究のための統計学や研究までの流れなどは書籍やインターネットで勉強することは可能です。
しかし、指導を受けることができません。よって、自分の解釈で自分でやった研究の進め方があっているのかもわかりません。私は自分の進め方に自信がなかったので、指導を受けたかったです。

院内に研究に詳しいドクターがいれば指導させてもらえるかもしれません。
私は最近になってようやく、研究に詳しい院内のDrから少し指導していただくことができました。
しかし、Drは忙しい!みんな仕事中だし、、
すごく申し訳ない気持ちになっていました。(院内で研究を推進する会があればよいのですが)
時間調整も難しいし、こんなモヤモヤした思いになるようだったらしっかりとお金を払ってでも学んだほうがいいと思いました。

・何の研究をする?
私は摂食嚥下障害者のシームレスな栄養管理が大きなテーマでした。
自分の中でより具体的な研究を持つと大学院の選び方の基準にもなると思います。私は、母校の大学院への入学なので、母校というのも選ぶ基準になっているかもしれません。
あとは、出願書類に研究計画書があったので必然的に自分のやりたい研究について深く考え、整理することになりました。

②金銭面は?

ここは大きいと思います!!年間何十万もかかるので、、私立ならもっと高いかな。。
私は特別裕福な家庭で育ったわけではないので、大学の入学にも奨学金をたくさん借りました。まだ、全額返していません(泣)
だから、とりあえず大学院へいっているような学生をみるとすごく悲しくなります。自分でお金払うならいいけど、、親が一生懸命働いて稼いだお金を無駄にしてないか?と聞きたいんです。

社会人1~2年目はとてもじゃないけど、お金がないから大学院なんて行けなかったです。(お金のありなしで教育の受けることに差がある社会はどうかと思いますが)
今は、社会人7年目ですので、いくつかのローンは払い終わって社会人の1,2年目の時よりも貯金に回せる額が多くなりました。
少しずつ貯金をしてようやく、お金の目途がついたのも受験の決断に至った要因の1つだと思います。大学院用の貯金というよりは、車買い替えるための貯金でしたが、、

今のところ、健康に問題なく働ければ授業料は払える予定です。
働かないと授業料は払えません!泣

ただ、コロナの影響で今年の夏のボーナスが減額されたらつらい。。


③子供はだれが見る?

ここもワーママの大きな問題だと思います。子供が小学生くらいになればある程度自立してるのかなともいますが、まだ子供は2歳のため色々と手がかかります。(かわいくて仕方ないけど)

この点は、我が家は義母と義父がとても理解のある人で休日に授業やセミナーが入ったときは子供をみてくれるので安心です。
休日は孫の顔をみたいようで、今までも用事があるときは進んで預けていました。嫁、姑の関係も大切ですよね~。


④仕事との両立は?

私の勤務している病院は比較的有給を取りやすく、理解のある病院です。
受験をしたいということを伝えると、批判されることもなく受け入れてもらえました。
大学院の授業は基本的に土日のため、勤務に大きな支障もなさそうです。
ただ、研究と仕事の線引きをしっかりしないと、仕事中に大学院の研究しているよと思われるので、この点も上司と話ました。
私は時間がかかるデータの収集は勤務外にしています。
この点をしっかりと話し合っておけば、モヤモヤせずに取り組めると思います。

おわりに

以上、ワーママ管理栄養士が大学院に行く前に考えるべき4つことでした!
ワーママでも大学院へ行きたい方の励みになれれば幸いです。
教育における格差(男女、貧困等)をなくして質の高い教育をみんなが受けることができる社会になればよいですね!



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