日記 2024.5.15
本当は昼からの出勤だけど、やることが多く午前中から出社する。午後外回りが確定していたので、事務仕事を一気に進めた。
午後は外回りで、夜は事業の対応。予想通り、午後から出社していたらデスクに座って作業する時間はほとんどとれなかった。でも結果的に13時間労働した。
なにか食べて帰りたい。家の最寄駅には何もないので食べて帰る必要がある。数駅手前で降りて探すが、23時に近いまちで空いているのは居酒屋か、チェーンのラーメン屋か、牛丼屋ばかり。昼は昼で牛丼が増えているので夜も牛丼は心が貧しくなる。一駅あるいたところにあるやよい軒へ。ここは23時ラストオーダーなので、なんとか間に合う。23時前、すでに看板が仕舞われていたけれど入れてくれた。多少迷いつつ、いつも730円の生姜焼き定食にしている。これが一番安くてちょうどいい。自由に選べるときであればやよい軒は選ばない。あまり好きなチェーン店というわけでもなかった。でも他の選択肢がなく、酔っ払いばかりが歩くまちを空腹で歩く時にはありがたい。結局わたしたちは環境が許すもののなかからしか選ぶことができない。
そこからさらに二駅歩いて帰る。右膝に違和感があり、ゆっくりと歩いた。
まちの看板、交通、植栽、行き交う人。こういうものに前はもっと関心を向けていたように思う。いまは灰色だ。仕事が求めるものとマッチしないからだろうか。仕事の要請で個人の関心まで塗り替えられていく、そのことに怖さを感じる。でも塗り替えられない純粋なわたしなんてものもないだろう。それも含めて環境を選び取るしかないのだ。底が抜けたように何も湧き立たないからだで、小一時間歩いた。
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