日記 2024.4.12

5:45くらいに起きて、支度をして朝ごはんを食べる。他の宿泊者がおもちをくれたので、それと、直売所で買ったあまなつ。
6:30くらいに宿を出て吉野山へ向かう。先週末は朝6時でももう駐車場がいっぱいだったと聞いて戦々恐々としていたけど、計らいのおかげで駐車場を予約することもできた。平日ということもあってそこまで大渋滞ということはなく、山の中腹まで登れた。

いわゆる中千本と呼ばれるエリアに駐車し、歩いて上を目指す。1週間前だったら下千本、中千本が満開だったのだけどピークを過ぎているため、少し遅れて咲く上千本・奥千本を目指して行った。思っていた以上に傾斜の厳しい道をひたすら進む。1.5時間くらいかけて上千本の金峯神社へ。そこまではバスでも来れるので、登山道と比べて急に人が多くなった。
金峯神社の向こうに伸びる山道を進むと行けるのが西行法師の庵と奥千本で、そちらにも向かう。これも相当な傾斜だった。でも、奥千本の景色はそれまでとは逆を向いた山の反対側に向かって広がる桜の山並みで、なかなかの景色だった。ここでお昼を食べる。

金峯神社まで戻ってきたらちょうど中千本に戻るバスが出発するところで飛び乗る。この時点でかなり足腰に来ていたのでまた2時間下山するのは厳しかった。
中千本まで戻ると、すごい人。上に上がるバスは1時間待ちみたいな状況だった。早めに来てよかった。
くずもちパフェを食べたり、夕食用の豆腐を買うなどしたら下山する。

帰り道、スーパーで買い足したり、地元の酒蔵でお酒を買ったり、醤油と味噌の製造元で買うなど。ずいぶんいろんなものを買った。
宿に戻ると16時前。ものすごくクタクタで30分くらい眠ってしまった。起きたら少し近隣を散歩。すぐ裏手を流れている川まで降りたりした。

奈良という場所にちゃんと滞在したことがなかったから初めて知ったけれど、やはり国のルーツがあるからかどこか品がある。また、山と里の距離感が関東や東北のそれとは全然違う。山というものがもう少しちょうどいいサイズで、近くにあるかんじがする。「日本昔ばなし」の舞台と思うとちょうどいい。山のなかだけど人里離れたというかんじもしない。ここで育まれた精神性が、日本の文化や環境観の土台になっているような気もしなくもない。

17:30くらいに帰り、夕食を作り始める。パートナーがナスとガンモの煮物と明太卵焼きをつくり、自分はワラビのナムルやおからをつくった。
なんだかすごい量ができてしまった。
食後休んでいたらそのまま寝ていて、起きたらAM2時。遅すぎるのでシャワーは翌朝にしてそのまま休んだ。山登りの疲れが大きすぎる。

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