皐月賞 2024 ひとり反省会
レース概要・結果
2024.4/14（晴）中山芝2000ｍ 良
・土曜の芝レースは前残り傾向
・金曜に少々天候は崩れたが、土曜・日曜共に晴。
・日曜は気温も高く、現地では半袖姿の人も目立った。ビールがちょうど旨い気温
レース結果
1着：⑬ジャスティンミラノ
2着：⑫コスモキュランダ
3着：⑧ジャンタルマンタル
4着：⑨アーバンシック
5着：⑭シンエンペラー
前日予想時に意識したこと
・土曜のレース結果から、内枠・前残り/前目優勢を想定
・キャリア無敗馬に関しては、ジャスティンミラノは買い・ビザンチンドリームは割引。
・③もしくは⑪がハナを獲りきり、ペースは落ち着くと予想
買い目（予算：3000円
単勝②（¥.1,000
馬連BOX ②⑨⑩⑬⑭⑰（15通り×¥.100
ワイド ②-⑰（¥.500
予想印＆感想
◎②メイショウタバル（17着）
前残り前提で考えたときに、道中3番手までを狙える馬の中で、能力が高いのはこの馬と判断。ローテ等不安も多々あったが、ここで勝てばこのオッズは二度となくなる。期待の本命。
・陣営のコメントから前走のような逃げはせず、控えての競馬と考えると頭で狙うに値したわけだが、思ったより他の馬が競り掛けてこず、結果的にレコード決着を演出した形になっちゃった。
・逃げたら終わりと思っていたので、この結果には納得。何の悔いもない。負けるならこの形だった。追い切りもアレだったしね。
〇⑩レガレイラ（6着）
2歳女王。ホープフルSは同舞台。能力的な疑いも少なく、追い切りの時計も抜群。切れ味は牡馬も顔負けだし、正直切るという考えは一切なかった。
・youtubeにあったが、道中後方待機馬には全く勝ち筋のないレースとなり、基本的には参考外。とはいえ、道中行き脚が良くないのは今後も加味しておきたいところ。
・おそらくはオークスになるだろうがルメールはどの馬に乗るのか。ステレンボッシュか、レガレイラか。
▲⑨アーバンシック（4着）
京成杯での好内容、迫力の追い切りを見ての3番手評価。京成杯で見せた末脚も評価に値し、鞍上の中山戦績も魅力。前走は出遅れから後方からになったが、2桁順で道中を進めるタイプでもないので、ペースによっては勝ち負けも考えられた。
・少々行き脚も悪く、後方からの競馬になってしまったのが最大の敗因。ただ、後方から掲示板はこの馬のみ。強さは示せた。おそらくはモレイラの位置につけたかったはず。ﾀｹｯｼも2列前って言ってたしね。
・おそらくダービーは人気するだろうが、今回一番強い競馬をしたのは個人的にコスモキュランダだと思っているので、今後の成長に期待。
△⑬ジャスティンミラノ（1着）
Sペース経験しかなく、前目の馬の多い今回の皐月賞においてはMペース以上への不安が強く4番手。まとめでも記載したが、キャリア無敗馬好走の条件は「極端な枠でない事」。これに合致しており、切るという選択肢はなかった。
・キャリア無敗馬の好走条件に当てはまり、見事に勝ち切ったわけだが注目すべきは+10で出てきているところ。友道厩舎らしく、あくまで狙いはダービーというのを感じる。その中で勝ち切った価値ある1勝。
・Sペースからの末脚勝負に勝ち、今回のようなレースも勝てた（タバル以外はH寄りのMペース）これは、ペースへの対応力の高さを示し、目下ダービー最有力と言って過言ではない。ダービー週てもれなく馬場軽いからね。
☆⑰ビザンチンドリーム（13着）
新馬戦から見ているが、ここまで圧巻の内容でのレース。ポテンシャルに疑いはないが、出遅れ癖・気性難等の懸念材料も多く、加えて大外枠。イクイノックス級のポテンシャルにかけての爆弾評価。
・キャリア無敗×８枠での皐月賞で好走はイクイノックスのみ。個人的にはそこと比較しても不思議ないと考えている。今後に期待。
・まぁまだまだ成長途中の馬で、一か八かの側面が多かった。よくわからない不利もあり、まだまだ見限れない。どこかで確実にGⅠは取る器は持っている。
注⑥アレグロブリランテ（15着）
まぁ能力的にはしんどいだろうとは思っていたが、追い切りにかなりの活力を感じた。前残り傾向を考えて、楽逃げ出来るのであれば前走のようなしぶとさに期待。
・スタートは良かったものの、テンの脚が鈍く前に出られなかった。結果的に良いところもなくズルズル落ちていった印象。
・うーん正直良いところもなく、なんとも言えない。純粋にまだ足りなかった。気性的な問題はなさそうなので、今後に期待。
注⑭シンエンペラー（4着）
ここまで抜群の安定感、先行馬の瑠星ちゃんという事で抑えておきたい一頭。負けるとすればスローからの末脚勝負。厩舎コメント的に、矢作先生の求めるレベルにはまだまだとはあったが、あくまで世界を知る師が基準。
・正直良くわからん馬になってしまった感がある。ドルチェモア感というか。このまま凡走を繰り返さなければいいなとは思う。
・近走の内容から展開的にはそこまで向かなかったってことはないはずで、この馬も過去の皐月賞レコードには達しており弱い印象はない。厩舎力に期待。
上位入着馬感想
1着：⑬ジャスティンミラノ
・前述
2着：⑫コスモキュランダ
・道中内の先団後方でじっと足を溜め、プロザンゲの動きを見ながらの4角の動きも滑らか。結果的に勝ち負けに加われるギリギリのラインで馬を誘導。モレイラたんしゅごい。
・そこで忘れてはいけないのが、モレイラに応えたキュランダ。距離が延びれば間違いなく先着していただろう。鞍上も本質は大箱向きといっており、次走も見逃せない。捲って結果を出しており、ペースへの懸念もなし。
3着：⑧ジャンタルマンタル
・いやぁ。僕現地で見てたんだけど、4角抜けてすっと出てきたじゃないですか。なんか光って見えたんですよね。目が離せなくなったというか。川田さんうまいなぁというのがレースの印象。
・距離に関しては、もっと言えば皐月の敗因に関しては、次走が示してくれるでしょう。NHKマイルであれば距離が長かった、ダービーに来れば動き出しが早かった。次走次第で人気が大きく変化する馬ですね。
4着：⑨アーバンシック
・前述
5着：⑭シンエンペラー
・前述
次走注目馬
ビザンチンドリーム
・懸念爆発＆斜行と何かとついていなかった印象。能力的に足りないという事は感じなかった。まぁどう考えてもあの出遅れは致命的
・僕は今年のダービー馬はこの馬だと思っていたわけで、今回は大外＆出遅れ。全然参考外でいいでしょう。次も買うぜ！！
コスモキュランダ
・いくらマジックマン騎乗とはいえ、一番強い競馬をしたのはこの馬なわけで、注目馬に上げないわけにはいかないですよね。
・ハイペース歓迎、Sペースへの対応は捲りで対応と、両ペースに上手に対応したジャスティンミラノを「柔」とするなら、コスモキュランダは「剛」の競馬。力でねじ伏せるの好きよ。
まとめ
改めて、わかっていたことではあるがモレイラは上手い。おそらくアーバンシックは道中モレイラの位置に居たかったが行き脚がつかなかったのだろう。後方から良い脚を使った馬の分かれ目は、追走力のように感じた。
結果的に先団につけていた馬の能力順で決まった感のある今年の皐月賞。やっぱ両馬場開催は前目なんですね。例年の傾向通りだった。
また、番手以降もややハイペースだったことを考えると想像以上に馬場は軽く、レコードも納得。同日同コースの牝馬戦もかなり良いタイムだったみたいですしね。
馬券は散々だったけど、非常に楽しかった。ミラノおめでとう！キャリア無敗馬の考察が間違ってなくてよかったぜ！！
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