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天皇賞(春)2024 ひとり反省会

レース概要・結果

2024.4/28(晴)京都芝3200m 良
・土曜は距離が伸びるほどに差し傾向。2000m以下のレースでは前残り傾向が顕著。
・週頭こそ天候は崩れたものの、週末に向けて天候は回復傾向
・まだ内がそこまで荒れているわけではなかった。

レース結果
1着:⑭テーオーロイヤル
2着:⑤ブローザホーン
3着:⑥ディープボンド
4着:⑰スマートファントム
5着:④ワープスピード

前日予想時に意識したこと

・距離実績・経験を最優先。
・4歳馬に関しても基本的には人気以上の評価はしない方向。
・ドゥレッツァに関しては3000は長い印象。2500までのイメージで、あくまで菊花賞はルメちゃんの好騎乗ありきと考える。

買い目(予算:2000円

単勝⑭(¥.500
馬連BOX ①④⑥⑪⑫⑭(15通り×¥.100

予想印&感想

◎⑭テーオーロイヤル(1着)

距離的に使いどころも少なく、未完成な部分も多かった昨年末までではあったが、ここ3走で間違いなく覚醒。走法的な面で初の京都を不安視する声もあったが、ダイヤモンドSの内容から無問題。けっこう自信の本命。前走後から決まってた。
・レースとしては、1角少々苦しそうな面もあったがそれでも圧巻の内容。外枠からの横綱相撲。文句なしの強者のレースに感じました。
・最大の課題は距離短縮への対応でしょうが、おそらくそれは難しく、秋は厳しい結果が待っているでしょう。しかし春にまた返り咲く。来年も本命にするでしょう。桜が散ったこの時期に、また会いましょう。マジで強かった。

〇①サリエラ(12着)

長距離は騎手で買え。それを体現。個人的にはテーオーロイヤルが突き抜けると思っていたので、そこを前走から斤量-1kgまで縮まっても問題はないと判断。内枠・京都も良さそうだった。
・長距離は騎手で買えは間違いなかった。武さんはテーオーロイヤルをマークする形で、ほぼパーフェクトに乗ったと思います。ただ馬がそれについて行けなかった。これに尽きるかなぁ。伸びなかったもんなぁ。
・正直ただでさえ小さいサリエラが-8(エリ女から+2)というのでビビったが、対抗の馬を切れるわけもなく。昨年のライラックの様に牝馬好走時に良くみられる「馬体重を大きく増やしてきたとき」が最大のねらい目か。また、サラキアが有馬で大駆けしたのは5歳冬。まだまだこれから。

▲④ワープスピード(5着)

この馬も長距離実績上位。前走は川田さんが上手く乗ったとの話もあったが、そもそも長距離は苦手傾向の多い川田さん。馬の能力を疑うのは難しく、京都実績もある。一方で、展開待ちの面も。頭で買える存在ではなく3番手。
・道中も折り合いを欠くことなく、内をスムーズに進行。最後の直線も前が壁になることもなく、ミュラーはそつなく良い騎乗をしたように思う。2着馬よりもロスの少ない競馬をしてのこの着順は単純に能力的な差かなぁ。
・古馬になって、距離適性がはっきりしてくる、というのは常識ではあるが、今回の感じなら覚醒待ちの感じが否めない。

△⑥ディープボンド(3着)

リピーターの多いレース傾向から。3年連続2着を侮るべからず。衰えは見られるものの、近走はスタートがイマイチ。スタートさえ出れば、馬券内は大いに考えられた。
・うーん感動した。私のような過去に夢をあきらめた経験のある中年男性からしたら、もう4角出口はまともに見られなかった。良い走りだった。
・我々のようなファン大きな感動と、まだまだ長距離なら(京都なら)。というある種の意地・能力のようなものを見せてくれはしたが現実は残酷。正直、この馬も秋は厳しいだろう。狙えて有馬だろうが、どうだろうか。豊富なスタミナを考えて、大逃げとかどうだろう。ダメか。馬がダメになっちゃうな。

☆⑪マテンロウレオ(13着)

前走の感じから、今年の逃げ馬はほぼ確定的。逃げが不利のレースであっても、鞍上は逃げでの春天を制した横山典さん。昨年春天5着と、2年連続出走馬の中では上から3番目。なんとも言えない不気味さから爆弾評価。
・3コーナー直前、速度を落としたあたりで「これは!典さんやってくれたわ!」と思ったが、おそらくあれはもう行き脚が悪かったのだろう。
・4角でプボに抜かれて以降は、無理して追うこともせず。逃げるには距離的に長いのだろうなぁ。うーん。近走で逃げちゃったし、今後が難しくなってくるだろうなぁ。

注⑮メイショウブレゲ(8着)

長距離好走は京都のみと間違いなく京都長距離巧者。その割に人気薄なのは好走時の斤量によるものの様に感じる。確実に人気以上には走るだろうが、後方からの馬でもあり、展開の助けがいるタイプ。他馬に異変を感じたら馬券内へという抑えの評価。
・課題は明確で追走力。これに尽きると思う。ここまでの京都近2走では上り最速を記録していたわけでが今回は3位以下という事を考えれば、道中で思った以上に脚を使ったわけで。長距離Sペースの京都競馬場という、かなり限られた状況でないと馬券内は難しいのかもしれない。
・とは言え、人気以上は走ったわけで、間違いなく京都巧者であることは分かった。来年6歳で、能力的な上澄みは期待するだけ酷ではあるが、京都開催で人気薄なら狙っていきたい1頭。

上位入着馬感想

1着:⑭テーオーロイヤル
・前述
2着:⑤ブローザホーン
・うーん。今回の春天の結果で、今後この馬の長距離戦をこの人気で買えることはなくなってしまったなぁ。買っておけばよかった。
・切った理由は単順に、距離適性的な面。前走は好走したんだけどね。どうも軽視しがちな馬。みんなそういう馬いるよね。
3着:⑥ディープボンド
・前述
4着:⑰スマートファントム
・ザ軽視。ろくに戦績も見ず、前走も見ず、問答無用で切ってしまった。個人的に最大の反省点。僕の目は節穴だった。
・最後良い脚を見せていた当たり、展開に助けられた印象もあるが、それでも4着。今年の春天における最大のサプライズだろう。次走以降人気するよ絶対。
5着:④ワープスピード
・前述

次走注目馬

サヴォーナ

・前目での競馬が苦しくなった今年の春天において、馬券外になった馬の中で強さを示せたのはこの馬かなと思う。近走結果からおそらく、人気もしないだろうし、人気が薄くなってきた当たりでしっかり狙っていきたい。正直、距離は長いでしょう。3000mがベストではないはず。2400くらいまでで内枠・前目有利なときにでも狙ってみたい感じ。

まとめ

 少々嫌味なことを言わせてもらうと、ここ3走の先団につけて上り最速で連体以上という実績を考えてテーオーロイヤルを買わない意味が分からないという感じ。懸念された体調面に関しても毛艶を見ても問題はなさそうだったし、これ切るのは穴党でも何でもないただの逆張りオジってイメージになっちゃいましたね。

 プボ君が実質逃げみたいな状態になり、結構厳しいペースで進んでいたのでしょう前目はもれなく潰れていった。その中で先団で勝ち切ったテーオーロイヤルは文句なく強いし、粘ったプボ君もさすが。

ほんとプボ君は感動させてくれる。情けない声で「プボォ~」って言いながら涙を溜めたのはここだけの話。ほんと勇気もらった。

ありがとうディープボンド。てめぇのおかげでまだ頑張れるわ。

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