🎯桜花賞 2024 ひとり反省会

レース概要・結果

2024.4/7（晴）阪神芝1600ｍ 良
・土曜の阪神牝馬Sは外差しの傾向。内を選んだ馬は伸びていなかった。
・土曜は11Rから曇り。12Rには稍重の発表。
・日曜の天候は不透明。一応は晴れ予想。

レース結果
1着：⑫ステレンボッシュ
2着：⑨アスコリピチェーノ
3着：⑪ライトバック
4着：⑦スウィープフィート
5着：⑮エトヴプレ

前日予想時に意識したこと

・阪神JF組を能力上位と判断。
・牝馬ではあるが、時期もあって休養明けなら馬体重増の馬に期待。
・上位人気での固い決着を予想
・Sペースからの上り勝負、TB的には内は伸びないと想定。

買い目（予算：2000円

単勝⑨（¥.500
馬連BOX ②⑦⑧⑨⑫（10通り×¥.100
3連複2頭軸流し ⑧⑨-②⑦⑫⑮⑱（5通り×¥.100

予想印＆感想

【GⅠ】桜花賞 2024【春の女王は如何に】

◎⑨アスコリピチェーノ（2着）

2歳女王。この世代は阪神JF組が能力上位と判断。となれば枠的にも問題はなく、近年無敗での参戦から好走をしている馬の共通点である右回り戦績もあり、無問題の本命評価。馬体重増も歓迎。
・勝ち馬とは騎手の差というひどい言葉もあるが、技量の差というよりは精神的な差かなと思う。安全に外を回した北村騎手と強気で馬体を当てて主導権を獲りに行ったモレイラ。差はメンタル。技量は大した差は感じない。
・阪神JFと状況がまんまと逆になった（不利有利が逆転した）わけで、まだまだ能力に疑いはない。ただ、血統的にここから先は長いはず。ジオグリフがダービーの2000ｍ付近でビタッと止まった様に。

〇⑧コラソンビート（16着）

距離不安は常に付きまとうものの、ナムラクレアを考えればここも問題なさそう。1週前で軽く追ったシンエンペラーに持ったままで先着。具合・気合乗りはかなり良さそうだった。
・レースを見て思うに、マイルを使うなら仕上げすぎた印象。ウイポなら気合乗りが紫のプンプン状態。でもそれは、短距離であればとてもいいわけで、今年のスプリンターズSはかなり面白そう。
・おそらくはここから短距離路線に向かうはず。というかもうマイル以上では買えない。それほどに距離適性的な試金石のレースだった。ウインマーベルみたいになりそう。

▲⑫ステレンボッシュ（1着）

まとめには記載したが、前走は赤松賞からの厳しいローテでの初の栗東滞在。道中のちぐはぐもあった前走であの結果なら、能力上位は間違いない。一方で、馬体に成長が見られずその点を割り引いて3番手。
・うーんモレイラうまいねぇって感じ。4角出口で馬体をぶつけるアレ、阪神牝馬Sでもやってたわけで、そう考えるとアスコリの勝負根性は相当。いいレースだった。
・馬体重的な成長への不安を払拭してくれたレース。本質的にはもう少し長い方が良さそうで、オークスも楽しみ。レガレイラが来なければというのが大前提ではあるが。

△②クイーンズウォーク（8着）

なんとも言えない不気味さ。マイルは短い感じがプンプンしているが、言っても阪神マイル×川田さん。この組み合わせを簡単に切れるほど競馬を知っている人間でもないし、知らない人間でもないのであくまで抑え。
・「オークスに繋がる競馬を」というのがおそらくの目標でここはあくまで通過点といったレース内容。渋った内を通った分、着順が落ちた印象。
・というのも、末脚の鋭さや持続力を考えれば、もうちょい後方でもよかったはずで、これは昨年のリバティアイランドのオークス→秋華賞の感じに似ている。ある程度位置を取り行って、そのうえで足を使うんだよっていうのを教えたレース。

☆⑦スウィープフィート（4着）

チューリップ賞組で好走を見せた前目の馬と後方からの馬は桜花賞での好走が多く、今年も単純にタイムだけ見ればなかなかのもの。一方で阪神JFでは上位人気に馬に負けており、あくまで一発。という印象。
・目下オークス本命馬となったわけだが、やはりテンの遅さや追走力には一定の疑問が残るレースだった。枠が違えば結果も違ったろうがねー。瑠星ちゃんにうまく蓋をされ進路取りもちぐはぐ、なかなかに苦しかった。掲示板内にこれたのは武さんの判断速度の賜物。２桁着順もあり得た。
・キチンと振り返った人とそうでない人で評価がはっきり分かれる次走になるでしょう。武さんはしょうがないよ。さすがに出なきゃいけないってとこでは強引に前に出てたしね。

注⑱チェルビニア（13着）

アルテミスSを見る限り、能力的な疑問点は限りなく少なく、ここでも注目の存在。しかし大外は厳しい。どんな馬場・TBでも桜花賞のピンク帽は圧倒的な割引。
・おそらくもっとも実力を発揮できなかったのがこの馬。まじで参考外でいいレース。ここを指標に能力比べをしている予想家は全て嘘つきといってもい過言じゃない。それほどについていなかった。
・道中は外々、直線向いて左右に2回挟まれ、最後にはムルザが立ち上がる始末。伸びを欠いたと言えばそれまでだが、外枠で足を使ったと考えれば仕方ない。完全参考外のレース。

注⑩セキトバイースト（7着）

チューリップ賞組の前目残り担当。内枠ならもうちょい印も上がったが、前走より馬体重の減りもあり、割引。能力的にも怪しい部分はある。
・藤岡兄はうまい。というのが感想。テンの良さを生かして、前に押っ付けた馬はそのまま行かせて、位置的にかぶりそうなチェルビニアを外にはじきつつ、直線までは終始芝の綺麗な部分を走らせていた。（おそらくパワー不足なんだろう）
・まぁ切れるタイプではなく、馬場もタフとなれば圧倒的に部隊が向かなかったんだろうと思う。逃げて強いのは前走で示しているので、夏の小回り辺りや、芝が綺麗で前目有利な時期の中山阪神あたりが面白そう。

上位入着馬感想

1着：⑫ステレンボッシュ
・前述
2着：⑨アスコリピチェーノ
・前述
3着：⑪ライトバック
・差しの人気馬を飛ばすことで有名な瑠星ちゃん渾身の神騎乗。あくまで推測の域は出ないが位置取りから考えて、スタートからスウィープフィートを意識的に内に入れていた感じもする。4角出口前で武さんが動くのとほぼ同じタイミングで、後ろに下がって外に出す準備をしていた当たり、マジでかみ合ったんだと思いますね。
・アルテミスSから精神的な成長も見え、今回リバティ越えの上り3F32.8を出してはいるが、オークスの舞台ではチェルビニアの4着。キズナ産駒の牝馬ってマイルのイメージよね。まぁでも人気薄なら抑えなきゃいけない。
4着：⑦スウィープフィート
・前述
5着：⑮エトヴプレ
・パドックですさまじいトモの張り、大きさを感じ、急遽馬券へ。前目で粘れたのはこの馬で、能力は示せたように感じた。俺のパドック眼成長した。
・一方でオークスはさすがにしんどそう。VM内枠なら激熱。

次走注目馬

チェルビニア

・まごうことなき超絶不利。外枠も痛かった。ムルザは浜中氏になんかしたのかってくらいシカゴスティングとやりあってたし。んで負けたし。
・まぁ長期休養明けで、ここは叩き。と思えば人気も落ちそうだしなかなかおいしい。ポテンシャルは間違いないんだよポテンシャルは。

エトヴプレ

・スタートはこのレースNo.1でテンのスピードもよく、キャットファイトと枠が逆だったら馬券内も十分に考えられた。初角までに少々かかっていた面もあるので、これ以上の距離は難しいだろうが、外差し決着の今年の桜花賞で、イン前目5着は強さの証。
・逃げて結果を出した後に、番手からの競馬でもこの結果。素直に評価してよいでしょうな。人気しないタイプであってほしいなー。

まとめ

　今年の桜花賞組はレベルが高いと思う。おそらく、半分以上の馬は重賞での好走が見られるだろう。それほどに、大体の馬が馬体の接触や荒れた内を通ったり、外を回されたなど何らかの不利を受けていた印象。可能性を大いに感じるレースだった。
　とはいえ、上位入着馬は抜けており今後も上位5頭を中心にこの世代は考えたほうが良さそうかなぁ。

大ガミリではあるが、これで4週連続的中。なんか今季調子いいね！！

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【GⅠ】桜花賞 2024 情報まとめ【春の女王は如何に】