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スプリングS 2024 ひとり予想反省会

レース概要・結果

2024.3/17(晴)中山芝1800m 良
・週頭に天気が崩れるものの、土曜日曜ともに晴れ。
・向こう正面は向かい風、最後の直線追い風。結構強い風が吹いていた。
・馬場的に内は荒れていたが、乾いておりこなせる馬はこなせた印象。

レース結果
1着:④シックスペンス
2着:⑦アレグロブリランテ
3着:②ルカランフィースト
4着:⑤チャンネルトンネル
5着:⑨コスモブッドレア

前日予想時に意識したこと

・絶対的な逃げ馬もおらず、スローペースを想定。
・今年の3歳重賞の傾向的に、上位人気は一旦疑う。
・パワーのいる馬場を想定。血統的にはパワー>スピードを意識。
・京都2歳Sを基準に。

買い目(予算:1500円

馬連BOX:②③④⑦⑨⑩(¥100×15通り

予想印&感想

◎③ウォーターリヒト(9着)

個人的に世代上位と考えているビザンチンドリームを前走でハナ差まで追い込んだことを評価。前走は荒れた内目を通った結果で今回も問題ないはず。
・2着から9着まで0.3差という事で、結果的にポジション差のレース結果になったので、痛手としてはスタートの躓き、⑤が寄れて最後の直線でスムーズさを欠いたところかなと思う。わずかな差。本当にわずかな差。
・騎手が動き出したのが距離的には一番早く(最初に手が動いたのは松岡騎手)ズブさもあるのかもしれない。幸騎手には継続を期待。次も狙える。

〇⑨コスモブッドレア(4着同着)

京成杯3着。京都2歳S組の好走率を考えれば、ダノンデザイルの0.1差はここでも通用しそうだった。ハヤテノフクノスケの凡走を加味してそれでも対抗評価。馬券妙味も高く、前目で粘るならこの馬という感じ。
・おそらくこの馬の内容・着順を見るに京成杯のレベルはそこまで高くないであろうことが判断できると思う。クラシック戦線の基準となり得る馬となった感がある。
・個人的に2着馬とは枠差かなと。スタート後ルメちゃんが突っ張って初角まで前に付けなかった。枠が変われば着順も変わっただろう。

▲②ルカランフィースト(3着)

京都2歳S時は揉まれると気持ちの切れるタイプらしく、惨敗の理由も判明。それでも前走同コースでの素晴らしい末脚、京都2歳S組好走率の高さから3番手。
・揉まれると気持ちが切れるタイプと聞いていたので、先行策は少々予想外だったが、馬郡の中にいながらも「揉まれた」という程馬同士の感覚が詰まってなかった。課題をクリアできていたかはちと微妙
・シックスペンスの評価次第で、クラシックが楽しみになり得るかなと思う。

△④シックスペンス(1着)

ここまで無敗の勢い、当たり年といわれるキズナ産駒、ルメちゃんのオッズ破壊力もあり4番手評価。1600mからのローテがあまりよくないという話もあった。
・展開こそ向いたように思うが、道中3番手からの上り最速という新馬戦かスケールの落ちたイクイノックスのようなレース。つぎが試金石。
・おそらく皐月はルメちゃんは乗らない。他のクラシック有力馬との比較は、高レベルと噂される京都2歳S下位入着のルカランフィーストが物差しになりそう。あとポッドテオね。

☆⑩スティンガーグラス(6着)

この馬もキズナ産駒。井崎のじいちゃん先生も言っていたが、確か新馬戦のタイムが、有馬週の新馬の中ではかなり良かったらしく、これも強烈に後押し。人気薄なのに中山1800鞍上戸崎も激熱。
・結果的に外枠&小頭数がキャリアの浅さをカバーできたとも感じるが、それよりも光ったのは戸崎さんのコース取り。中山1800は間違いない。
・この着順は内を通った結果であってはあるが、上り2位は立派。キズナ産駒ですよ奥さん。この馬、ディープボンドとお父ちゃん同じなんですよ??

注⑦アレグロブリランテ(2着)

前走での大幅場体重増ながらルカランフィースト相手に粘った2着を評価。一方で、もう少し内枠が欲しい感もあった。差し傾向の強いレースで逃げ馬に重い印を打つ度胸はなかったんです。
・まぁ逃げるよね!結果的に逃げられてよかったよね!って感じではある。馬体重増は成長の証。展開を作ったわけで、圧倒的に展開も向いた。
・クラシックは、穴党なら狙うんじゃないかなという印象。仮に、この馬の短期逃げが想定でき、内枠を引いた場合は非常に妙味がある。プロザンゲ君いるしなかなか難しそうではあるが。

上位入着馬感想

1着:④シックスペンス
・前述
2着:⑦アレグロブリランテ
・前述
3着:②ルカランフィースト
・前述
4着:⑤チャンネルトンネル
・この馬もシックスペンスの評価次第で、クラシックが楽しみになり得るかなと思う。しかし、ちとお行儀が良くない。左にヨレる癖があるっぽい。向こう正面入り口でもヨレてた。
・松岡さんがいろいろ言われているが、おそらくは結構乗り難しそうにも感じる。あと、たぶん長くよい脚は使えないタイプとみた。短く良い脚を数回使うタイプ。
4着:⑨コスモブッドレア
・前述

次走注目馬

チャンネルトンネル

・好意からの抜け出し&上り最速で注目されているシックスペンスの陰に隠れており、ルカランフィーストとほぼ同じような進路ではあるが、直線でのヨレと枠。これ枠が逆だったら抜けた3着だったと思うし、仕掛けも一番最初。直線では坂前で一旦止まるもヨレた後にまた伸びており勝負根性も◎

ログラール

・チャンネルトンネル最大の被害者であり、もっとも悔しい負け方。前走から+10と、ここまで減り続けていた馬体重も回復傾向にあり、馬体的な成長も感じる。前半35.7-後半37.8の後継ラップでの勝利も経験しながら、今回の瞬発力勝負にも対応しているあたり、弱いという印象全くない。人気薄なら激熱かなと思う。

まとめ

 稀に見られる超Sペース。シックスペンス以外はほぼ着差はなく、ジュンゴールドに関しては気性的な側面の問題と、なかなかに判断の難しいレースかなと思う。勝馬も抜けてはいるがレースレベルには疑問もある。
 フルゲート未経験・距離も初、鞍上も変わるとなれば、シックスペンスも皐月賞はさすがに厳しいかも。出てこなさそうだけどね。
 おそらくスティンガーグラスの評価が爆上りするだろうが、これは戸崎さんによるものが大きく、能力的な判断は他の馬とそこまで変わらない印象。

 まぁGⅡということで、今回は予算的に500円余裕もあり、馬連BOXに普段より一頭追加できたことが馬券を取れた最大の要因。着順的にも馬連のおいしいところを上手く掬えた。やっぱ馬連はいいわ。

評価の難しいレースである以上、兎にも角にも、皐月賞の結果次第ですべてが変わる。勝てば官軍負ければ賊軍って感じですね。

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