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大阪杯 2024 ひとり反省会

レース概要・結果

2024.3/31(晴)阪神芝2000m 良
・4Rから曇り、10Rには再び晴れた。
・Bコース替わりも、週中は雨。
・土曜/日曜は天候の回復も見込まれ、荒れた高速馬場になる可能性も十分に考えられた。実際は時計も結構早かったらしい。

レース結果
1着:⑪べラジオオペラ
2着:②ローシャムパーク
3着:⑬ルージュエヴァイユ
4着:⑨ステラヴェローチェ
5着:⑥ジオグリフ

前日予想時に意識したこと

・取捨の優先度は。右回り適正>実績>前走内容>追い切り>世代
・Sペース想定。
・データ的好走率の少なさから、外枠&最内枠は割引
・近走で3角4角で位置が上がっている(自身で動ける)差し馬は警戒

買い目(予算:2000円

単勝⑤ ¥.500
馬連BOX ②⑤⑧⑨⑪(¥.100×15通り

予想印&感想

◎⑤スタニングローズ(8着)

右回り戦績、実績共に出走内では高水準。
ナミュール・スターズオンアースなど各路線での活躍している同年代馬を打ち破った舞台で、今回におけるもっとも妙味のある馬だった。荒れる傾向もあり思い切って本命。問題は長期休養明け。

・屈腱炎明けの10か月半の休養、近走はマイル路線という事を考えれば、前に行けたのは納得。ただ、ハナは少々厳しかった印象。
・テン乗り/長期休養明け/初中距離牡馬混合に加え、ハナも初めてで、初物づくし感は言うまでもない。調子次第ではありますが、次の方がおいしそう。右回りならなお熱い。

〇⑪べラジオオペラ(1着)

ダービーでも☆をつけここまで追っていたこと、近走4歳馬の不振をパワー不足による斤量負けと推測。500kgを超える馬格、同舞台でGⅡ.Ⅲ番長ボッケリーニに3歳で勝利しており、実績的にも4歳では最も信頼できた。やはり世代レベル的な面を危惧して対抗評価
・まさしくスタニングローズにしてほしかった競馬をまんまとしたのがこの馬。通過順だけ見れば後方からの馬が優勢に見え、非常に強い競馬だった。
・和夫ちゃんうまかったなー。操縦性の良さを完全に把握しており、スタートから追ってもしっかり折り合っていた。このメンバー相手にこの内容なら次も期待できる。工夫は必要かもしれませんが。

▲②ローシャムパーク(2着)

個人的に秋天のドウデュース騎乗から戸崎騎手の信頼度は爆上り中。
Xではリポストしたが、関東所属ながらアカイトリノムスメで秋華賞を勝っている舞台。右回り戦績・距離戦績共に嫌う要素は少ないが、内の差し馬で何もできない可能性もあったので割引

・スタート後直後、ある程度促してはいるものの、行き脚がつかないあたり今後も後方からの競馬が続きそう。その割に初角から結構かかっていたし、向こう正面も出していったというよりは掛かり過ぎて抑えるのを辞めた感じ。気性的な難しさはありそう。
・ある程度結果が出て良かった。左回り戦績も悪くないので、毎日王冠出てきたら激熱。

▲⑭エピファニー(10着)

大きいところで外枠に来たなら一発狙うのも面白そうと感じていた馬。メンバーレベル的にもここならと思える存在で、条件的にもなかなか面白そうだった。鞍上もトップジョッキーが務めてきている馬であり、素質はピカイチ。ただ、GⅡでは外気味枠も凡走で、能力的な疑問は残った。
・スタートでの圧倒的不利がなければ、おそらく最低でも掲示板には来ていた可能性がかなり高かったように思う。それほどまでに致命的なスタートだった。不運。
・思うに外枠は必須。しかし、道中で足を使い続けていたわけでもっともタフなレースになったことは間違いない。継続騎乗で次も外枠なら迷わず買える1頭。

△①ミッキーゴージャス(14着)

最大の懸念は斤量。しかし、レイパパレが初斤量で勝っていることや、連勝続きの勢い、鞍上も意外性の高いミルコという事で、枠的にも逃げを期待。
・斤量もあるだろうが、正直能力的には全然足りていなかったように感じる。見せ場もなかったので、牝現ならわからんが、牡馬混合はしんどそう。
・うーん。今回のメンバーレベルでこの凡走は正直大きいところで買うには難しい。GⅢでも抑えまでという感じになりそう。

☆⑨ステラヴェローチェ(4着)

個人的には問答無用で買い目には入れる予定だった馬。復調気配は間違いなく、能力的にも低いとは考えられない2021世代のクラシック完走&好走馬。屈腱炎からの復活である程度の割引も必要ではあろうが、買わないという選択肢は間違ってもなかった。
・鞍上に批判が向いているが、大きな間違い。元々は、馬のリズムで道中をこなし、馬場を問わず長く良い脚を使うのが売りの馬。大一番でリハビリを兼ねた復帰後3戦と同じ競馬をするわけがない。近走は足元の様子見と競争を意識させるためのレ―スだったはず。
・思うに、新馬から作り直しの気持ちで。というのがここまで過程の印象。宝塚を使うのかはわからないが、今後も僕のスタンスは変わらない。僕にとっては買える買えないの馬じゃない。買う馬なのだ。

注⑮リカンカブール(16着)

中山金杯で見せたスムーズな内回りの競馬、また本馬自体右回り戦績も良く、内枠なら厚く買ったが、今回は外枠。能力的にも怪しい部分もあり、他馬の調子次第では馬券で抑えるという評価。
・おれのエピファニーをまんまと潰してくれたわけだが、機動力がカギとなるであろうレースにおいてはしょうがないかなと思う。それほどに枠が向かなかった。
・道中はタスティエーラの位置での競馬がしたかったはず。今回は参考外でいいように思うが、GⅠは余程恵まれない限り厳しい印象を受けた。

注⑥ジオグリフ(5着)

予想記事投稿までは▲評価にしていたわけではあるが、個人的に気になったのは天候。元々喉鳴りのある馬で、前走は小雨。ローテや相手環境は異なるが、なんとなく環境が宝塚と被り印は落とした。
・やや後継ラップという事もあり、完全に理想の展開というわけではなかったように思うが、道中も比較的スムーズで、前目にもつけられた。それだけに、馬券内に来れなかったのが非常に悔やまれる。
・距離的に狙えそうなのは秋天かな。内枠でそこまでの臨戦過程・追い切りが良ければだけども。

上位入着馬感想

1着:⑪べラジオオペラ
・前述
2着:②ローシャムパーク
・前述
3着:⑬ルージュエヴァイユ
・自分の形を持った馬でそれができれば結果を出せる。というのがはっきり分かった印象。エリ女の再現になったわけではあるが、タフな阪神で古馬牡馬相手にこの競馬でこの結果。初角までに内に入れた菅原君もうまかった。
・ドバイ組の参戦や3歳牝馬が出てきて、ある程度レベルが上がったとしても、今年のエリ女はマジで面白そう。年齢的にも来年はないだろうし。
4着:⑨ステラヴェローチェ
・前述
5着:⑥ジオグリフ
・前述

次走注目馬

スタニングローズ

・追い切りにも躍動感を感じ、10か月半の休養明け&初物づくしという事を考えればまだまだ見限れない。オークスを走れていることから、距離は問題なさそうなので、宝塚もそこそこ面白そう。出られればね。

エピファニー

・スタートがスムーズだったら着順は確実に変わっていたはずで、思った以上には負けていない印象。GⅠ勝ち負けは厳しいかもしれないが、GⅡ.Ⅲなら枠次第では本命で行ける。能力は示せた。

まとめ

 絶対的な逃げ馬の不在問うこともあり、予想通りSペースで流れた。4歳馬取捨としての判断も間違ってはいなかったように思う。
予想の方針としても、大きくずれているという事もないように思う。これは調子がいいと言っても過言ではない。

まぁそれよりなにより。GⅠ戦線でステラが好走を見せたことにひたすらに感動。直線は画面が良く見えなかったんだよね。帰ってきてくれたんだよなぁ

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