高松宮記念 2024 ひとり予想反省会
レース概要・結果
2024.3/24（小雨）中京芝1200ｍ 重
・前日も日中に降雨。当日の午前は天候回復も、午後から雨が降って重馬場でのレースが予想された。
・例年の第2回中京開催ではなく、今年は第1回中京開催。netkeibaのコンテンツでは池添騎手が中京の馬場に対して述べる部分も。
・当日の同コースを使用したレースは逃げ馬が勝つ。前残りの傾向あり
レース結果
1着：②マッドクール
2着：③ナムラクレア
3着：⑩ビクターザウィナー
4着：⑬ウインカーネリアン
5着：⑫ロータスランド
前日予想時に意識したこと
・コース適正＆道悪への適正
・馬齢・馬体重は基本的に加味しない。
・適正データを優先。TBを考えて内目を中心に。
・中京コースを意識（基本的に内前目が圧倒的に有利）
買い目（予算：2000円
単勝② ¥.500
馬連BOX ①②⑤⑥⑭⑯（¥.100×15通り
予想印＆感想
◎②マッドクール（1着）
左回り適正・中京適性共にこの馬以上なのはディヴィーナのみ。重馬場もOPで勝利しており、この中ではデータ上もっとも勝ちに期待できるため本命。
・おそらく勝った最大の要因はスタートから位置を獲りに行ったことと枠。中枠・外枠であれば今回の結果はなかったであろうと思う。
・博打的ではあるが鞍上の好判断が生きたレース。一方で、スペシャルな騎乗だったかと言われると、普通の馬場なら教科書通りのスタンダードなレースともいえる。こういう競馬ができ結果も出せたので、能力は高いと思う。前目有力馬×瑠星ちゃんは買える。あと、みんな場体重に騙されたね。
〇⑥ルガル（10着）
やはり前走のシルクロードSでの好走を評価。前哨戦とは言え、着差の出にくい短距離戦で3馬身差は魅力。初GⅠ制覇も多いレースで鞍上西村騎手というのも好材料。
・4歳馬が勝てない最大の要因をこの馬に見た気がする。全レース1200ｍのビッグシーザーが4歳馬最先着という事を鑑みるに、圧倒的にキャリアが足りていないのだと思う。1200の流れに慣れきっていないのだ。
・もちろん馬場適性もあるだろうが、道中はスムーズ。直線でママコチャとぶつかるも伸びてくる馬は伸びてくる程度のものだし、厚くねらうべきは来年の様にも思う。まだまだこれから。
▲⑤トウシンマカオ（6着）
こちらも前走で外枠からのレースながらも、完勝というにふさわしい内容を評価。前年の内容から重馬場に不安もあるが、前走は稍重で昨年からの成長を感じ3番手評価。
・完全に馬場適性のよる差の様に思います。昨年もそうだしね。本馬が能力を生かせるのは、稍重までというのは前走比較でもはっきりした。今後は買いやすい一頭かなと思う。
・正直左回りも良くはないだろうし、スプリンターズSで環境が向けば面白いかなと思う。あと、内よりは外の枠の方が良さそうにも思う。揉まれ弱いのかなー。繊細なイメージ。スプリンターズSで緑・黄帽だったら激熱。
△⑭ママコチャ（8着）
鞍上川田さん。これに尽きた。鞍上の中京短距離の戦績は抜けており、ママコチャに関しても昨年のスプリンターズS勝ち馬。休養明けで馬券外の可能性も考えられたが、基本的には抑えておかなければという印象。
・スタートも良く、道中もスムーズ。今回に関しては枠かなと思う。内枠なら、馬券内には来ていたろうなと思う。
・4角回って、カメラが切り替わった時にはマッドクールとは6馬身差くらいついていた。完全に距離ロスが大きかった。
☆①ビッグシーザー（7着）
コース相性の良いビッグアーサー産駒であり、前走の不利を加味すればトウシンマカオを買う以上穴としてはこの馬。中京戦績も良く、中京1200ｍ2歳レコードホルダーも好印象。一発を期待できた。
・酷な言い方に聞こえるだろうが、この夏・秋を通して抜けた成長をしない限り、今回で底が見えた感はあったレースだったように思う。
・勝ち馬をしっかりマークする形で、直線は勝ち馬よりやや外。内をナムラクレアが抜けてきたことを考えれば、能力差ははっきりとしており、馬場適性もあるかもしれないが、期待値でいえば掲示板には来てほしかった。まだ4歳。今後の成長に期待。
注⑯ウインマーベル（12着）
追い切りの動きにも躍動感を感じた。距離ロスの要素の多い外枠からの競馬も1400ｍでの実績から問題はないと判断。消すに消せない一頭だった。
・のめっていた事もあり、そもそも馬場的に向かなかった感もある。スタートも悪くはなかったものの、枠もあり1200では前を取れなかった。となると、切れる脚をもっていない本馬にとっては苦しいレース。
・正直良いところは出せなかった印象。やはり1400ｍがベストであることに疑いはない。残念ながらＧⅠは難しいかもしれない。。。
注⑩ビクターザウィナー（3着）
元来レベルが高いとされる香港のマイル・短距離路線。そこからの参戦や、圧倒的なスタート、追い切りの躍動感からこの馬も外すに外せず。一方で香港のコース形状的に急坂への対応は未知数も合って優先順位は低めの評価。
・これ日本人騎手が乗ってたら勝ってなかった？？武豊乗せられたら勝てたんじゃない？？っていうのが、正直な感想。
・やはり香港は短距離王国。そこに疑いを持つこと自体に間違いを感じたレース内容。平坦の香港で、初の急坂も粘っての3着は立派よ。強い。あとスタートやばいね。すげぇ。
上位入着馬感想
1着：②マッドクール
・前述
2着：③ナムラクレア
・the 軽視というのが正直な所。追い切りも以前のような活気が感じられず、印を回すという事は出来なかった。
・年齢を重ねるにつれ、前に付けるのが難しくなっており、短距離ＧⅠの傾向を見るに前目で競馬ができないと厳しい面がある。ただ、一線級の末脚はもってるし、能力に疑いはない。次も迷う一頭。
3着：⑩ビクターザウィナー
・前述
4着：⑬ウインカーネリアン
・この馬もマッドクール同様スタートで前を獲りに行ったのが好走の要因かなと思う。ミュラーでしか走らないあたり、余程相性がいいんだな。こういうの大好き。
・直線向いて、これは！と思ったが、やはりマイルの馬。息切れかなと思う。なんか一説によると、安田に向けた一戦の気があるらしいですね。でもよく頑張った。この馬も立派よ。
5着：⑫ロータスランド
・前目の馬がそのまま残っているあたり、後ろからの馬には厳しいレースになったのは間違いなかろうが、まぁロータスランドって、やっぱ岩田の父ちゃんがぴったりよな！って感じ。
・じっと内を通って直線でわずかに外へ、残り80ｍくらいから進路を内へ。見事な騎乗。文句なし。期待してた騎乗はしてもらえた。前残りが本当に痛かった。良い繁殖になりそうよな！
次走注目馬
ウインカーネリアン
・1200ｍの流れにある程度ついて行けたのは好印象。今回を使ったことで前進気勢が強くなりすぎないかというのが不安ではあるが、前で粘りたい本馬にとって、マイル路線での活躍は期待できそう。道悪への適性もそれなりに示せたし、良馬場での実績もある。次走内枠であれば、人気薄でも本命まで考えられる一頭となった。鞍上ミュラーに限るけどね。
まとめ
重馬場ながらなんだかんだでスローペースの前残り決着。また、内を通った馬・外を通った馬で直線の伸びが全く違ったあたり、騎手による馬場読みの差も出ていたように思う。
思ったより内が伸びたわけだが、普通に考えれば綺麗な外を通したいはずで、今回のレースは騎手の競馬・馬場に対する考え方が見えたレースかなと思う。そういう意味では、内を通った騎手の博打傾向、外を通した騎手は教科書に忠実。前者はハマれば強いが、外せばもろく予想が難しい。後者は安定感はあるものの、応用が利かない。が、予想はしやすい。
まぁ荒れる話題の高松宮記念で本命が頭に来たわけだから鼻が高い。昨年のスプリンターズSも馬券は当たったから、これで秋春短距離戦績回収率はプラスである。
おれ、短距離得意なのかもね！
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