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真似されることについて思うこと


以前、尊敬している女性起業家さんが
「真似されると本当に悔しい。
だけど、同時にコンテンツは真似されるもの、
真似されるだけ良いものを作ったんだなと思う」

そのあと、

「でも、この場でこの雰囲気で、この言葉たちで
講座ができるのは私だけなんです。
だから、皆さんも真似されてもいいんです。
他人が全く同じものは作れないから、
自信持ってやってください」

とおっしゃっていました。

その当時は、
「人の前を走る人はこういう視点が必要なんだな」
と思っていました。


今、私はデザイナーのたまごさんたちに、デザインを教える傍、
後輩講師も出てきて、人の前に立つ「先輩」の立場にも立っています。


自分の知見は惜しみなく提供すると決めているので、
どんどんそこからバージョンアップして
さらに良い指導方法を見つけて欲しい、
と思うと同時に、

自分もそこに立ち止まらずに
どんどんブラッシュアップして行こう、
とも思っています。


これも元々、尊敬する女性起業家さんが
そういう姿勢である事に胸打たれて、
自分もそうありたい!
と思ってその姿勢を真似ているんです。


例えばマイケルジャクソンは小さい時に
ジェームスブラウンの完コピしたらしいし

B’zの曲で「あれ?どこかで
聴いたことがあるフレーズ…」もあるし

ドリカムの中村さんがラジオで
「自分たちの曲はアース・ウィンド・アンド・ファイアを
めちゃリスペクト(真似)してる。
それを本人に謝りがてら伝えたら、
君の曲さ!と言ってもらえて感激した」
というような事を話してたし
(実際リミックスを聴いてほんまや!って思った)

ピカソだって、若者時代めちゃくちゃ写実的な絵模倣してるし!

アンタッチャブルのザキヤマくんなんか、
公にタブーな先輩芸をパクる事を芸にしてるツワモノ笑!


デザインの師匠も「守破離」が大切。
と仰っています。
デザインも、沢山の作品からヒントを得て、
日々研鑽しています。


大切なことは、


お手本は私の「地図」と見立てて
道標として携えて真似しながら、
それプラス、自分の頭で汗をかいて生み出す事。


結局、真似した「だけ」の人は、その時良くても消えてゆく。
私は残っていきたいです。

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