見出し画像

リニューアルの難しさ

徳島入をしています。
おそらく暫くは徳島来れないんだろうな、と思うと感慨深い。
ひょんなことから徳島の案件を頂いてから僕のコンサルティング実績かなり増えたんで感謝しか無い土地。
今日も精一杯頑張ってくるっす。

三宮でしたたかに飲んだあとでもしっかり晩酌しようと徳島街歩き。
お目当てのお店に入ろうと思ったのですがど満席で断念
雨でも強い店は強いな

雰囲気最高でしょ。ご存知の通りこういうお店大好きなんですよ
19時過ぎにもう一度前通ったけれどまだ満席だったので諦めて別なお店へ。
元々は古い建物で営業していたトコが移転したと聞いたのでお邪魔してみました。

店名は出さないけれど、お店は小綺麗になって仕事もしやすそう。
でも、というか
前の店舗にあった
「古びてボロイ店で餃子に向き合う」
みたいな体験が一掃されちゃってワクワクしない。

実は以前にも何度か店の前通り過ぎていたのだけど
前ほど繁盛していない感じあるんですよね。
もしかしたら店名を模倣したパクリ店だと思われているのかな?
それくらい大胆に小綺麗になっている。

老舗のリニューアル、移転ってものすごくデリケートで
チューニング誤るとこういったアンマッチが起こり得るんだよね。
まぁ僕がたまたま暇なタイミングでお邪魔している可能性もなきにしもあらずですが、間違いなく体験価値は薄れている。

今徳島で手掛けているお店も老舗のリニューアルなんで学びがすこぶる大きいな。
(新しい中にしっかり今までのストーリーを組み込む)
という事をコンセプトに入れてリニューアル進めていたのが正解でしたね。

お客様は単に料理を食べに来てるのではなくて、その店が持っている特性からにじみ出るストーリーや体験を楽しんで来ている層もいて
まずもってリニューアルする前は現店舗の強みをしっかり把握しとかなきゃならんわけです。

◯◯が旨いからお客様は来ている
なんて現状分析は甘いんだよね。あのボロボロな店の小さなカウンターで食べる体験が何より代えがたい体験だったんだな、という話。
暖簾でも食器でも、なにか一つ前の店舗から引き継いだ方が良かっただろうし、僕ならそうやっている。

まぁ、これから時が流れてまた味や風格が出てくるはずなんで、それを信じて。楽しみにしています!

この記事が気に入りましたらぜひフォロー&スキ!大好き!をよろしくお願いいたします。
※無料で飲食店新規開業相談を受け付けています。90分程度ですが開業費用が軽くなったり開業後の利益が段違いになること請け合いです。お問い合わせは気軽に
k.shinise@gmail.com
までお待ちしております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?