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『BEMANI PRO LEAGUE 2021』のアドバイザー活動内容について


1. はじめに

『BEMANI PRO LEAGUE 2021』レジャーランド所属 アドバイザー べあーです。

『BEMANI PRO LEAGUE 2021』関連の記事をこれまで書いてきましたが、今回が最後になります。

最後の記事として「BPL2021でアドバイザーとして具体的に何をやってきたのか」を書いていきます。

又、『BEMANI PRO LEAGUE 2022』のタイトルとして、『beatmania IIDX』『SOUND VOLTEX』『Dance Dance Revolution』 が発表されました。

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『BEMANI PRO LEAGUE 2022』の詳細は把握していませんが、『SOUND VOLTEX』『Dance Dance Revolution』については間違いなくドラフト会議が開催されるはずで、「指名する選手をチームオーナーにアドバイスできる人」が必要になると思っています。

そのため、この記事が『BEMANI PRO LEAGUE 2022』のアドバイザーを目指したい人にとって何か参考になれば幸いです。


2. 『BEMANI PRO LEAGUE 2021』アドバイザーになるまで


『BEMANI PRO LEAGUE 2021』アドバイザーになるまでの簡単な経緯は、4月にも以下の記事を書いていますが、改めて書いていきたいと思います。


2021年1月にプロテストエントリーの受付があり、「選手枠」「アドバイザー枠」のように選択できたわけではなく、「プロテスト」の一つしかありませんでした。

当時、自分の実力はアリーナランク最高A3だったため、プロ選手になるには実力が全く足りていない状況でした。

ただ、自分にとって『beatmania IIDX』は15年以上遊んできた一番大好きなゲームのため、プロ選手以外の方法で『BEMANI PRO LEAGUE』に関わり、『beatmania IIDX』やアミューズメント施設を盛り上げたい気持ちがありました。

そんな中、KONAMI様より、「【BPL 2021】プロテストエントリーはじめました」という動画が公開されました。

この動画内の「beatmania IIDXへの熱い想いが一番大事」という言葉が後押しになり、他チームのスコア分析や大会の戦略などをアドバイスするサポート選手枠としてチームに貢献できる可能性があると思い、エントリーを実施しました。

私のプロテストエントリーした時のアピールポイントは、「beatmania IIDXへの愛と、BEMANI PRO LEAGUEへの熱い想い」でした。

ただ、他の応募者も当然同じ気持ちのはずなので、エントリー時点で「beatmania IIDXの実力が他の候補者に比べて不足しているはず」「知名度が全くない、目立つような実績もない」ため、このままでは指名される可能性はないと思い、アドバイザーとして指名されるための戦略が必要だと考えました。

「絶対にアドバイザーになりたい」、「プロテストに応募した以上後悔したくない」という気持ちがあり、これで指名されなかったら諦めがつくというレベルまで、「志望動機」「自分を指名したら何ができるのか、どのような貢献ができるのか」をアピールするための準備をしました。

エントリーシートや面接準備等、アドバイザー応募者の中で、一番努力した自信があります。

就職活動みたいだと感じるかもしれませんが、採用する企業側の気持ちになって考えると、当然のことだと思います。

この記事を書きながら、当時の資料を見たのですが、以下がPR内容の一部になります。

<意気込み>
15年以上beatmania IIDXを遊んでおり、この度『BEMANI PRO LEAGUE2021』アドバイザー候補者になることができ嬉しく思います。

所属選手によって、チームの色が決まるといっても過言ではないため、ドラフト会議に向けて、チームオーナー様が目指すチーム像に合った選手をアドバイスし、理想のチーム作りに貢献します。

チームオーナー様、所属選手と一体となって、BPLや店舗イベント等を通じて、beatmania IIDXの楽しさを多くの人に伝え、アミューズメント業界を盛り上げていきますので、よろしくお願いします。
<貢献できること>
・ドラフト会議の指名選手の提案
・大会に向けた戦略立案
・大会当日などの裏話を纏めた記事を作成
・店舗イベント企画(複数の企画案あり)
・イベント時の司会、解説
・店舗に遊びに来ているお客様に対して、クリアやスコア、練習方法等で困っている方へのアドバイス

実際にアドバイザーになってから、<貢献できること>に記載した内容について、最後以外は実施できたと考えています。

「beatmania IIDXへの愛と、BEMANI PRO LEAGUEへの熱い想い」が伝わったのか、株式会社山崎屋様にアドバイザーとして指名を頂くことができました。

アドバイザー指名の連絡を受けた日のことは、今でも詳細に覚えています。

自分のことを指名して頂いた株式会社山崎屋様には感謝の気持ちでいっぱいとなると同時に、「株式会社山崎屋様の期待に応えらえるように、自分のできることを誠心誠意やろう」と思いました。


2.  アドバイザーの活動について~ドラフト会議まで~


アドバイザーの活動は、ざっくり書くと以下の3つです。

1:チームオーナーにドラフト会議の指名選手決定のアドバイスする
2:シーズン中、チームの補助を行う
3:イベント等の企画・協力をする

チームオーナーや所属選手の助けになることがメインの活動となります。

アドバイザーの一番最初の活動は、『BEMANI PRO LEAGUE 2021 ドラフト会議』に向けて、プロ選手候補者36名の中から、指名する選手4名をチームオーナーにアドバイスすることでした。


<ドラフト選手指名選手決定>          
初めに、プロ選手候補者のプレーデータの確認と、山崎屋様の意向についてヒアリングを行いました。山崎屋様の選手選定の意向としては「BPL、teamレジャーランドを盛り上げてくれる選手を選びたい」とのことでした。

プロ選手候補者のプレーデータと、私が追加で調査した情報、山崎屋様の意向、選手側の意向を考慮した上で、team レジャーランドに合う選手を決定しました。

その後、他のチームが指名してくる選手を予想し、できる限り被らないようにするように心がけ、選手の指名順番をチームオーナーへ提案しました。

又、指名したい選手が他チームにも指名される可能性が十分にあり、チームのバランスもあるため、1順目〜4巡目それぞれ指名する候補者は複数考えています。


3. アドバイザーの活動について~ 「ドラフト会議後」から「シーズン開始まで」~

アドバイザーはチームのサポートがメインの活動になります。

この時期のプロ選手へのサポートとしては、開幕戦が始まるまでに、ファーストステージの全15試合のテーマが発表されています。

そのため、私の方で「全プロ選手のスコアデータを収集し、他チームの出場選手を予想したり、練習している楽曲などの情報整理」を行い、選手に情報を共有していました。

データ整理後は、選手と共に「他チームがどの試合に誰が出場するか議論」「誰がどの試合に出場して、どの楽曲で勝負するか」等を作戦会議し、チームで最終的な方針を決めています。

チームオーナーへのサポートとしては、この時点では、「どうすればBPL、チームレジャーランドが盛り上げられるか」といった話をしていたと記憶しています。

自分は思ったこと、やりたいこと等の意見をガンガンいうタイプで、「チーム結成記念配信をしたい」、「応援うちわやメガホン」を作りたい要望を出していました。

チームオーナーの担当者様は自分の意見に対して、色々とすぐに対応頂けて、とてもありがたかったです。

その結果が、「チーム結成記念配信を全チームの中で一番最初にやったり」、「クオリティーの高い応援うちわ・メガホン完成」に繋がっています。

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最終的にうちわやメガホンだけでなく、素敵な名刺も作成頂けて、チームオーナーの担当者様には感謝するばかりです。

名刺


又、2021/4/3に『BEMANI PRO LEAGUE 2021 ドラフト会議』が開催されましたが、個人的に2021/6/12の『BEMANI PRO LEAGUE 2021』の開幕まで期間があくのは勿体ないと感じました。

そのため、『BEMANI PRO LEAGUE 2021』開幕までの期間も盛り上げるために、「レジャーランド所属選手のインタビュー」「beatmania IIDXの遊び方、観戦のしかた」等の記事を毎週公開することにしました。


3. アドバイザーの活動について~シーズン中~


アドバイザーは選手と一緒に、全試合参加しています。

各試合の期間については、「前述のデータ収集」や「チームの方針を考えたりする」ことをメインに行っていました。

試合当日については、チームのムードを盛り上げたり、他チームのオーナー様・選手・アドバイザーの方々とコミュニケーションしたり、選手の魅力を伝えるためのオフショット撮影することを意識していました。

ここでのコミュニケーションが、「アドバイザーアリーナ」や「GAME PANIC様 , SILK HAT様 , SUPERNOVA Tohoku様とのドリームマッチ」実現に繋がったと考えています。

又、試合以外では「振り返り配信に出演」したり、「店舗イベントのサポート」、「各試合の戦略などを書いた記事の作成」を行っていました。


4. アドバイザーの活動について~ 店舗イベント~

アドバイザーの活動の一つとして「イベントの協力」があります。

ここについては各チームによって変わるかもしれませんが、私の場合は「店舗イベントの内容に関する意見出し」から「事前準備の協力」、「当日のイベントサポート」まで一通り関わっています。

チームオーナーの担当者様と話をしながら、やりたいと思ったことを詰め込んでいるため、レジャーランドの店舗イベントは毎回長くなりがちなのも特徴です 笑

チームレジャーランドが実施した店舗イベントや企画系は以下の通りで、6チームの中でもかなり多い方だと思います。

<店舗イベント>
・ファン交流会 in 群馬レジャーランド高崎駅東口店 様


・ファン感謝祭 in 東京レジャーランド 秋葉原店 様


・ファン感謝祭 in バイパスレジャーランド藤江新館 様


<企画系>
・アドバイザーアリーナ


・3チーム合同ドリームマッチ


ファンの方々に楽しんで貰いたいということで、沢山の店舗イベントや企画に理解頂き、多大なご協力を頂いたチームオーナーである山崎屋様、選手のみんなには感謝するばかりです。


5. アドバイザーになってどうだったか、どんな人が向いているのか


『beatmania IIDX』が大好きな自分にとって、チームレジャーランドの一員として、チームオーナー・選手と共に『BEMANI PRO LEAGUE 2021』に参加することができて本当に幸せでした。

チームオーナー・選手と一丸となって臨んだ『BEMANI PRO LEAGUE 2021』は、接戦の試合に心臓が無くなりかけたり、時に笑ったり、時には嬉し涙や悔し涙を流したり、色々な感情が詰まっており、自分の中で一生の思い出となりました。

又、『BEMANI PRO LEAGUE』初年度ということもあり各チーム手探りだった部分もあったと思いますが、関係者全員が『BEMANI PRO LEAGUE』を盛り上げたい気持ちがあったと思います

自分もアドバイザーとして、チームへのサポート、記事を書いたり、選手のオフショットを載せたり、イベント企画等を通じて、多少なりとも『BEMANI PRO LEAGUE』、『beatmania IIDX』の盛り上がりや『チームレジャーランド』に貢献できたのであれば、これほど嬉しいことはありません。


次に、「どんな人がアドバイザーに向いているのか」という内容を書いていきます。

プロ選手、アドバイザー全員に共通していることとして、「beatmania IIDX への愛や情熱がある人ばかり」だと感じています。

他チームのアドバイザーも同意見なのですが、アドバイザーに関しては「beatmania IIDX への熱い想いが一番重要で、ゲームの実力は関係ない」と思っています。

ドラフト会議で選手指名のアドバイスをする上である程度の実力は必要ですが、知識や努力でカバーできます。

試合の作戦等に関してもプロ選手に任せて、プロ選手が必要となる情報を収集することでも、十分な手助けになります。

又、アドバイザーは、チームオーナーと色々と話をしたり、選手とも一緒に過ごすことが多くなるため、「コミュニケーションがよく取れ、チームを纏められる人」が向いていると思います。

他に必要だと思うことは以下の通りです。

<必須だと思うこと>
・『BEMANI PRO LEAGUE』を盛り上げたい気持ち
・チームオーナーに対して貢献ができる人
・連絡がマメな人、気配りができる人
・試合や店舗イベントは土日に行われるので、土日に休みを取りやすい環境が必要(私は本業が土日休みなので、活動がしやすかったです)

<あると良いもの>
・企画力がある
・トーク力がある
・動画編集ができる
・イラストが書ける

「チームオーナーやプロ選手ができないこと、手が回らないこと」をアドバイザーが補助することが重要になるので、アドバイザー志望者は自身の強みを考えて、チームに貢献できることをPRすると良いと思います。

冒頭の繰り返しとなりますが、『BEMANI PRO LEAGUE 2022』のタイトルとして、『beatmania IIDX』『SOUND VOLTEX』『Dance Dance Revolution』 が発表されました。

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『BEMANI PRO LEAGUE 2022』の詳細は把握していませんが、『SOUND VOLTEX』『Dance Dance Revolution』については間違いなくドラフト会議が開催されるはずで、「指名する選手チームオーナーにアドバイスできる人」が必要になると思っています。

「BEMANIやBEMANI PRO LEAGUEへの愛や情熱がある人」は、アドバイザーを目指してみてはいかがでしょうか。一生の思い出となり、忘れられない経験となることを保証します!

この記事が『BEMANI PRO LEAGUE 2022』のアドバイザーを目指す後押し、目指したい人にとって何か参考になれば幸いです!

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6. 最後に


今回の記事で『BEMANI PRO LEAGUE 2021』関連の記事は最後となります。

自分の中で『BEMANI PRO LEAGUE 2021』が一区切りつくことになるので、少し寂しい気持ちもあるのですが、自分が書きたいことは一通り書けたと思っています。

この記事や、これまでの記事を見てくださった方々には、心から感謝いたします。本当にありがとうございました!

『BEMANI PRO LEAGUE 2021』チームレジャーランドのアドバイザーとしての活動は終わりますが、今後も、『beatmania IIDX』が盛り上がりに繋がるようなこと、楽しんで貰えるようなことを何かしたいと考えています。

いま一番考えていることは、実現できるか分かりませんが、『BEMANI PRO LEAGUE 2022』の『beatmania IIDX』でプロ選手希望者が、自己PRに使えるような店舗大会を開催したい気持ちがあります。

最後となりますが、レジャーランドの店舗に遊びに行って頂いたり、来年の『BEMANI PRO LEAGUE』でも、株式会社山崎屋様がオーナーである笑顔が素敵なチームレジャーランドを応援頂けると嬉しいです。

チームレジャーランド最高!!!

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