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『古畑任三郎』の新作ストーリーを考えてみた Part6

 『古畑任三郎』オリジナルストーリー&キャスティングのご紹介第6弾。
 いやいや、お待たせしてしまって本当に申し訳ないです💦なかなかアイデアが出てこなくて気が付けば2ヶ月近く空いてしまった…。
 相変わらず無理矢理な動機が多いけど、そこは素人クオリティということで大目に見ておくんなまし。
 では、いってみよう!

悪夢の筆跡
犯人:鮫島諌(さめじま・いさむ)
演:浅野忠信
職業:イラストレーター
凶器:金属バット
〜あらすじ〜
独特のタッチでコアなファンから根強い人気を得ているイラストレーター・鮫島は、学生時代の友人・能勢から「自分が経営に携わっているデザイン系の専門学校で非常勤講師になってほしい」と依頼されていた。一度は引き受けるべきか悩む鮫島だったが、運営費を援助してくれれば報酬を倍増するという話も出ていたことが決め手となり、依頼を承諾する。しかし入金後、話に聞いていた専門学校は存在せず、運営費のほぼ全額を出資している会社も詐欺グループであったことが判明する。信頼していた友人に騙されたことに対するショックが殺意へと変わった鮫島は、能勢を撲殺する。

破れた原稿
犯人:亘志津江(わたり・しづえ)
演:内田有紀
職業:フリーアナウンサー
凶器:ナイフ
〜あらすじ〜
フジテレビを退社し、フリーとなって5年目になるアナウンサー・亘は、ギャラの取り分をめぐって所属事務所「グレイス・プロダクション」と揉めていた。テレビ業界に人脈の広い所属事務所の社長・関口は、二度と亘が事務所に逆らえないようにするため、各局のテレビマンに対して亘は極秘で闘病中であると偽り、改編期に新番組が企画されても亘をレギュラーに起用しないよう告げ、亘の収入を激減させようとする。この事実を耳にし、仕事が無くなることを恐れた亘は、関口を刺殺する。

傷心の断崖
犯人:横川瑠唯(よこかわ・るい)
演:北村匠海
職業:AD
凶器:鉄パイプ
〜あらすじ〜
人気バラエティ番組「お邪魔します!ニッポン」のADを務める横川は、ロケVTRに頻繁に登場する名物AD「ルイ」として知名度を急上昇させていた。天然キャラが確立されて以降は関係者からの評価も高く、横川の昇格は確実視されていた。しかし、実際にはディレクター・座間からの厳しい指導を受けながら過酷な業務をこなす日々を強いられており、心身ともに限界寸前の状態であった。ある日の地方ロケで、横川は座間に強要されてバンジージャンプを飛ぶことになる。高所恐怖症であることを事前に伝えていたのにもかかわらず、撮れ高を優先してスタッフへの配慮が一切されなかったことに激怒した横川は、座間を撲殺する。

沈黙のベテルギウス
犯人:半井智善(なからい・ともよし)
演:ディーン・フジオカ
職業:天文学者
凶器:リボルバー
〜あらすじ〜
東亜大学大学院理学研究科の教授・半井は、各地での講演やプラネタリウムの解説など、積極的に天文学の普及活動を行う裏で、講演先で出会った綾美という女性と不倫をしていた。ある日、綾美から「今の奥さんと別れて私と結婚して」と頼まれる。しかし、半井の妻・陽子は理事長の娘であり、今の地位を手に入れたのは彼女の働きかけのおかげでもあったため、離婚するのは事実上不可能だった。2つの愛情で板挟みになった半井は、綾美の銃殺を選択する。

盗まれたメロディー
犯人:藤沢暁子(ふじさわ・あきこ)
演:深田恭子
職業:作曲家
凶器:花瓶
〜あらすじ〜
映画やテレビドラマなどの曲を数多く手がける売れっ子作曲家・藤沢は、数年前から長期的なスランプに陥っており、音大時代からの友人である音楽家・飯森にゴーストライターとなってもらい、作曲を依頼していた。そのため、近年リリースされている藤沢の曲はほとんどが飯森の作品であるが、それを知る者は1人もいなかった。そんな中、飯森が藤沢の名義で音楽を手がけた映画『赤い洗面器』が日本アカデミー賞の優秀音楽賞を受賞する。これを知った飯森は、今までのことをすべて公表し、自分が真の受賞者になると言い放つ。名誉が失われることを恐れた藤沢は、飯森を撲殺する。

キル・マスト・ゴー・オン
犯人:露木涼太(つゆき・りょうた)
演:山崎育三郎
職業:舞台俳優
凶器:灰皿
〜あらすじ〜
主に舞台で活躍する俳優・露木は、演出家・皆川が演出を手がける舞台『黙示録-ヨハネの預言-』で主演を務めることが決まっていた。 皆川は下積み時代から露木の将来性を評価していた数少ない人物であり、露木にとって恩人のような存在だった。一方、皆川の演出に対するこだわりの強さは業界でも有名で、稽古中に演者に対して罵声を浴びせたり灰皿を投げつけたりするのが日常茶飯事だった。『黙示録』の稽古でもこだわりの強さは健在で、イメージと違う演技をした露木に皆川は厳しく当たる。いくら恩があるとはいえ、自分のことを理不尽に散々いじめてくる皆川に対し、露木の心には怒りが芽生えていた。蓄積した怒りを爆発させた露木は、遂に皆川を撲殺してしまう。

慕情のエンジン
犯人:上野賢二郎(うえの・けんじろう)
演:二代目 尾上松也
職業:レーシングドライバー
凶器:拳銃
〜あらすじ〜
輝かしい戦績をあげ、世界からも注目されているレーシングドライバー・上野は、国内最高位のレース「日本グランプリ」で表彰台に立てたら交際相手の笹川にプロポーズをするつもりでいた。しかしレース当日、上野はライバルの萩尾に敗れ、表彰台を逃してしまう。それ以降、上野は長期的なスランプに陥り、思うように結果を残せない日々が続く。さらに、心の支えであった笹川が萩尾と浮気をしていることを知り、上野は絶望の淵に立たされる。自分の人生を滅茶苦茶にされたことに憤慨した上野は、萩尾を銃殺する。

母国の報復
犯人:若竹遥紀(わかたけ・はるき)
演:城田優
職業:スペイン料理店経営者
凶器:牛刀
〜あらすじ〜
スペイン人の母から受け継いだレシピが好評のスペイン料理店「Carta」を経営する若竹は、ハーフであるが故に中学生の頃に酷いいじめを受けていた。ある日、いじめの首謀者だった同級生・前島が来店する。前島は、注文したパエリアを一口だけ食べるとすぐに吐き出し、若竹に「こんな不味い料理を出す店はさっさと潰れちまえ」と言い放って店を去る。愛するスペイン料理に加え、母までも侮辱されたに等しい仕打ちを受けた若竹は、夜道で前島を刺殺する。

動機の採寸
犯人:矢島道郎(やじま・みちお)
演:佐藤二朗
職業:テーラー店主
凶器:ハンマー
〜あらすじ〜
30年以上にわたってオーダーメイドのスーツを仕立て続けてきた「テーラー・ヤジマ」の店主・矢島は、念願だった2店舗目を出店する計画を立てていた。準備を進めていたある日、空き店舗のオーナーで矢島の知り合いでもある坂野から「こちらの手違いで店舗が貸せなくなってしまった」という連絡が入る。出店が立ち消えになってしまい落ち込む矢島だったが、その数ヵ月後に事態は急変する。何と2店舗目となるはずだった空き店舗に、大手紳士服販売チェーン『SHIROYAMA』が出店するというチラシがポスティングされていたのである。さらに、坂野がSHIROYAMAの店舗開発部と接触したのはテーラー・ヤジマの2店舗目出店が決まった後だったことも明らかになる。義理よりも安定した利益を選んだことに憤慨した矢島は、坂野を撲殺する。

偽りのナースコール
犯人:佐分利民(さぶり・たみ)
演:上白石萌音
職業:看護師
凶器:次亜塩素酸ナトリウム
〜あらすじ〜
代々木中央病院呼吸器内科の看護師・佐分利は、入院患者・山路からセクハラを受けていた。ただ、山路は代々木中央病院を経営する医療法人「律誠会」の理事を務めており、忖度が求められた病院側は強制退院などの措置が取れず、セクハラを黙認するしかなかった。精神的に限界を感じた佐分利は、後輩の看護師・有澤が山路の点滴を交換しに行く際、あらかじめ致死量の次亜塩素酸ナトリウムを混入した点滴とすり替え、自らの手を汚すことなく山路を毒殺する。

離された操縦桿
犯人:京極善一(きょうごく・ぜんいち)
演:吉川晃司
職業:パイロット
凶器:レンチ
〜あらすじ〜
天神航空の国際線パイロット・京極は、息子・文也が麻薬取引に加担していることをフリーライター・豊岡から聞かされる。さらに豊岡は「この事実が明るみに出れば、あなたのパイロットとしての信用は一瞬で地に落ちますよ」と脅し、金を要求する。しかし、後に文也は偶然その場を通りかかっただけで取引には一切関与していないことが分かり、京極は豊岡の要求を無視しようとする。ところが、豊岡が持つ証拠写真には、取引を行っているのがまるで文也であるかのように写っており、いずれにしても豊岡の要求は無視できないことが分かる。逃げ道を絶たれた京極は、航空整備士・峰田のレンチを用いて豊岡の撲殺に踏み切る。

 今回はここまで。

 気付いた人もいると思うが、今回はIMYのメンバーを総出演させている。
 ところで彼らが組んでいるユニットは、果たして何のジャンルに分類されるのだろうか?つくづく曖昧なユニットである。

 あ、そうそう。余談だが吉川晃司といえば、この前COMPLEXの再結成ライブ『日本一心』に行ってきた。『BE MY BABY』が流れてCOMPLEXの2人が登場した時の感動は今も忘れられない。
 正直COMPLEXとかの話をし始めると、特番できるレベルになるのでここで区切る。

 それでは、次回をお楽しみに。

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