日本の酪農、生乳生産について考えてみた パート2 国の政策の転換の必要性

2)国の政策の転換が必要ですよね
〜貿易収支と食糧安全保障〜

●プロセスチーズの原料になるチーズを、輸入してるよね。
これは、理解が間違ってなければ、TPP、2国間EPAなどで、車を売りたいから、牛肉、オレンジ(それ以外もあると思うけど)、乳製品を買いますよ、ってことだよね。

その天秤は、経済的には間違ってないと思うけど、
そのバランス感覚が少しズレて来てしまってる。

これからの子どもたちのための未来の日本を考えた時には、その調整が少し合って来てないのないかも。

●金の力で物を言わせて、世界中から食糧を買ってくること、ある程度のところで制限しないと。

地球の裏側のブラジルから鶏肉を買ってくるって、
正気の沙汰では無いですよね。

マグロを、ヨーロッパ、アフリカ、太平洋、インド洋から買ってくること、それは日本の文化と言えるのですか?
地魚で希少価値の高い、青魚、ほっけ、ブリなど、流通が発達したことで、美味しく食べられるお魚もある。もっと楽しみ方、あるんじゃないの日本人。

●私は20代にフランスで過ごして、
食糧に関して、日本人として、
そんな節操の無い自国が、
恥ずかしく感じたことを覚えてる。

フランス人は、カルフールという超大手のスーパーチェーンでさえ、フランス全土にあれだけたくさんの種類のあるチーズを、フランスのあちこちで供給はしてない。
極端に言うと、ロワール地方だから俺たちの地域のチーズ、山羊チーズを食べるよね、って感じた。
それでいいし、それがいい。
だからこそ生まれるストーリーがあるし、
価値を認めた、価格転嫁ができる。

日本国内の食料需要という、
内需の生かし方を間違えると、
将来的に発展性のない、
消費するだけの食料文化になる。
そして、だから、日本が貧しくなる。
プライドの持ち方を、フランス人に、
もう少し教えてもらった方がいい。

●極端なことをすれば、そのしっぺ返しは必ず来る。
安全保障不安が起きたり、エネルギーが高騰して、食糧を運べなくなったら、
もっと円安が進んだら、
食糧生産が世界的にでき無くなった時、自国優先になるはず、
そんな時どうするの?Why japanese people ?笑笑

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