赤と黒の世界へ戻れた私の体験
私は終始ニコニコしていた
何なら歯まで見せるほど
相当ニコニコしていた
時は昨夜
場所は梅田のJAIL。
音楽に合わせて
ものすごいスピードで
眼の前2メートルの位置で
坊主頭のかわいい娘さん
ママに
縛られ、鞭打たれ、蝋燭を流され、
クリ弄り的な辱めを受けるという
ショーをした
すてきっ
すてきー
ステキーーー❤
私は受け身側なので
様々なシーンで
心がオーバーラップされ
眼の前の状況と
己の身体が
シンクロしてしまう
膝立ちを続ける女の子、
長時間立たされると
お膝あとで痛いんだよねえ…
(膝がジンジンしてくる気がする)
顎を何度もクイと上げられる
例え手足だけでも
縄をかけられると
目がトロンとなり
何故か頭を垂れてしまう
(顎クイがさらに
脳内をかき回すんですけどね)
気持ちいいときとかは逆に
顎が上がって
声を抑えられなくなるのに
拘束されると
頭が重くなる
人体って摩訶不思議
それにしても
超・超・猛スピードで縄が
身体へかかっていく
いやー
縄師ってホント職人だわ。
世の中の方々の
トレンドになりますよ、
惚れ惚れするもん。
消防や海の世界の
豪速ロープワークは
縄の終わりが踊るんですが、
SMのロープワークは
縄の終わりが舞うのです。
人々はここに
美しさを見出すんでしょうね
この前私のお尻にあたった鞭は
ヒュンッ
パシイィとは鳴るけど
かなり柔らかく
撫でるように優しい強さでしたが
こちらは
やはりショーなので
そこは見ごたえ聞き応え重視
ズバシイィっと
ビシャァンっと
ガッチリ当たる音がする。
よき響きに
耳を凝らして
痛さに出る甘い声の余韻が
鋳造風鈴の音に似て
はァ…素敵ぃ…
とウットリするのです
私の中でたまらない感じの
ワクワクが心から湧いて出ます
好きなんだわ、
心拍踊る
まさにそのくらいの感覚
蝋燭が出てきたときには
ショーだということを忘れて
もっと!皮膚の薄いところに!
体の内側にーー
って脳内で叫び願ってました(笑)
蝋溜りを見た時
口に…入れるよねーー!
と頭の中で大実況してたし。
愉快な変態だわ、私。
個人的には
咥えて持ってくるシーンが
キュンとなりました
もし自分がこんなことしたら
まるで老いたロバが苦役をこなす姿に映り、
見る人皆の脳内にドナドナが流れ、
「おい!もう充分働かせたんだから
開放してやってくれよ!涙」
のような気持ちになるでしょうが
耽美な娘さんがすると
キュンとなるのです
か、かわいい…と思うのです
ほーら もう一回取っておいでー
と目尻が下がるのです
きっと
ピチピチした男の子も
ヨーシヨシとガシ撫でしたいくらい
キュンとなることでしょう
若いってそれだけで美しい。
さて。
ショーもたけ縄ですが
縄がしゅるりと
娘さんの体から解されてしまいました
檻が閉じられ
暗転し
拍手が始まり
ショーが終わってしまいました
日々生きてる人間の世界が
店内で再開されました
ワイワイ、です
紫煙濃く
熱気も上がり
二酸化炭素濃度も上昇です
最近パートナー探しを始めて
早々に壁にぶち当たりました
私の性癖は
いわゆるスタンダードなSM
ではありません
なので
一人の方が
私の全ての性癖を
網羅することは困難です
海外なら
結構出会えるのですが
日本では
こんな年増のBabyを
慈しみ管理し凌辱したい人、
ほぼ絶望的です
ここはずっと悩んでいて
体と頭と心をうまく切り替えれない
癒着型思考なので
ハカ真面目に
探していたのですが
もちろん現れるわけない。
つながるのは
・緊縛と鞭蝋燭
・アナル開発と浣腸
・おもらしオムツ(小)
・生活上の管理と拘束
・普通の恋人
SM界隈、
細かくしてフェチ世界でさえ
大抵の人から見える私は
節操のない、
オールラウンダーに映るはず
でも私は全てを
完全受け身のBabyとして
享受したい
同じ内容なんだけど
何でもありの子とは見られたくない
変なプライド?こだわり?が出てきて
相手探しの壁に
立ち尽くしている状況です。
それを漏らしたら
だからー
分けてしてみ?
心のバランスとかは
してみてから
判断せんと
誰にもあわれへんままになるで?
二股推奨ではないのです
他のキャストさんも
まずは肌を合わせてみないと!
と言っていた
同じプレイなのに
熟練度とかじゃない部分での
人による違いが大きい
こればっかりは
肌を合わせないと分からない
うーん、そうだな
私は結婚で一旦止まっていた
その間も歩みを止めなかった人達が
言ってるんだから
真理の一つではあるはず
あとは
自分の心が保てるか
見極めはできるのか
自分が一番信用できない人間の
相手探しは
まだまだ前途多難です
なので、
お姉様方に相談しつつ
失敗したら泣きに行く位の
心づもりで
続けようと思います。
臆病にだけはならないように
自暴自棄にもならないように
地道にがんばろうっと。
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