愛される。愛す。

僕は、夜行バスで十二時間かけて地元へ戻った。夜行バスを使うのは数回しかないが、やはり12時間立て続けで座席に座ってるのは最高にいい。そう。最高だ。。そして、僕は地元に着いた。そこには親が迎えにきてくれた。久しぶりだ。たとえ、親であれ久しぶりに会うのは恥ずかしい。そのため、親と目が合った瞬間、ニヤッとしてすぐそらした。その後も下を向きながらニヤニヤしながらそこへ向かった。僕は車に乗った。「元気だったー?」そんなたわいもない会話をしていた。そこで親から言われた。「夜行バスで帰ってきたでしょー?」。なんでバレたのだ。そう。僕は親に新幹線で帰ってくると伝えていたのだ。しかし、お金が新幹線よりバスの方が安いという事で僕はバスを選んだのだ。そして、バレた理由としては新幹線の到着時刻と僕がついた時間が違ったのだ。そりゃあばれる。

なんだかんだで僕は家についた。そして、僕らは弟が出る試合を見ることにした。僕の親は息子の事が好きすぎるのだ。僕らが出る試合を見ると、テレビの前で立って、真剣に見てる。そして、いいプレー、得点をすれば笑顔になる。逆に悪いプレーをすれば、めちゃくちゃ言われる。まさに雨と鞭のようだ。また、試合が終われば息子が決めた得点シーンを動画でとったり、ゲームシートを写真とったり、とにかく好きなのだ。僕らの事を。今回は弟の試合だったが、僕が出ていた試合でもそのようにしているのだ。そのように僕の親は僕らが好きすぎるのだ。ありがとうよ。それがあるからこそ、僕らは続けられているのかもしれない


だから頑張る。今できる事を。たとえそれが魅力なあるプレーじゃなくていい。泥臭くてもいい。一生懸命やって感動を与えるのが僕の仕事だと感じる。そして笑顔を見たい。それが最高の恩返しかもな。

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