見出し画像

Day 101

朝に見つけた花火のゴミ。この日は曇りというか煙が空一面に広がっていてビックリ。あれだけ打ち上げたらこうなるのも理解できる。

バスルーム事件

これは僕の留学生活、そして人生の中でもトップクラスの悲惨な事件として末代まで語り継がれるでしょう。

全ての原因はドアから始まる。僕が1月ほど前に経験した、あの締め出し事件と構造は殆ど同じである。ただ、今回は僕の時間ではなくバスルームが被害を受けたという点が違った。

始まりは朝。シャワーを浴びようと準備していた時だ。お湯になるまでの時間で歯を磨こうと部屋に戻り、バスルームへ向かうと鍵が閉まっていた。勢いよく閉めたつもりは1ナノもなかったが、まさかのドアロック。シャワーの音が部屋に虚しく響き続ける。

小一時間どうしようか悩んだ結果、水は溢れそうにないし、オーナーも夕方にならないと戻らなず状況を僕だけで変えることはできないと判断して研究室へと向かった。

さて、家に帰ると想定していたがバチクソに怒られる。バスルームの鍵は開けられて自体は収まっていたが、オーナーの怒りは凄まじかった。お前にコモンセンスは無いのか。もしかしたら刑務所に連れていかれる可能性もあるんだぞ。と。

いや、そりゃそうなるよな…部屋から追い出されるかな…と考えながら、体格差的にも幼稚園児が先生に一方的に叱られ謝るという構図が出来上がった。幸いにも一通り怒鳴られた後はしょんぼりした僕に呆れながらも、高くなった水道代の請求だけで済まされるようだ。

彼の言うように、連絡を試みることを怠った自分の判断ミスはあるが、今回はラボでの仕事を放り出してしまう危険を回避したい気持ちが優った。申し訳ないです。いやマジで。お湯がシャワーからで続けたため、蒸気で天井には大量の水滴が出現し、床はビショビショ。お掃除大会が始まり、草臥れて夕飯も忘れベッドに倒れ込みました。


頂いたサポートは留学生活やKindleでの書籍購入に利用します。