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Day 60

住んでいる建物がある敷地内の公園。そこにキノコが。
遠くから見たときはパンかと思った。

トップレベルを目指す

このしょうもない記録に付き合っている方はお察しの通り、今週も色々な問題が生じたため、この日記も少し取っ付きにくい内容であり週末にまとめてポストしております。

さて、今回はポスドクの先生に教えてもらった事。改めて今までの自分の言い訳癖(主に対自分への)に反吐が出つつも、ステップアップするために踏ん張ろうと感化されました。

「優秀な学生は生意気だが、数週間もすれば指導教員の知らない事まで知識を付けて質問や実験に口を出してくる。」

まず、これまでの学習意欲や到達点の設定の低さは正直に認めなければならず、純粋に敗北感が強かった。バキューン。
グラントを取ってきてもいないという状況やお客様扱いへの甘えで自分からアグレッシブになれなかったこの1ヶ月は反省しなければ。もちろん必死になりすぎて壊れないよう自主防衛のマネジメントも必要な場合だってある。
でも、僕ならもう少しだけ。あと5本くらい論文を精読して情報を得ることはできたなと客観的な視点から思うことではある。
1つの分野の深掘りより広く情報収拾をする傾向があり、それが効果を見せてきたなという認識も最近はある。ただトップレベルに持っていく事ができていないジレンマは今までもどこか感じていたし、逃げていたんだなと気が付いた。
ということで今週末は実験に関するテーマや技術に関する論文を3本粘った。これが当たり前になるように習慣付けていきたい。

今回、僕のような一般の学部生レベルが世界のトップレベルに少しでも近づくためのアカデミアへのアプローチの仕方を少し考えた。
基本的にラボミーティングなどでの状況報告や査読会などは、前置きが置かれていたとしても置いてきぼりになることが多い。もちろん自身の勉強不足も大いに反省すべきだが、いきなり高い壁を登れと言われてもホールドや滑り止めがなければ1mも上に行けない。
壁に登るための入場チケット、環境整備として僕がオススメするのはこの順序。まず、入り口として授業やニュースで気になった項目をググってみる。日本語のまとめ記事などが出てきたら最高だ。そして、次が少し飛躍してしまい自分もおそらくここで躓いたのだがその領域のレビューをいくつか読む。ここで(僕に取っては特に)重要なのが、与えられた論文ではなく自分でGoogle Schloarなどにかけて探すこと。自分で良さそうだと思った論文と与えられたものでは読み込むモチベーションに関しては前者の方が圧倒的に高い。実験を進める上で後者の方が最適であることは多いが、ひたすらの圧倒的インプットを考えると自分で探す方が良い。いずれは自分がプロジェクトを作るとなると尚更だ。

もしかしたら上記したことはどこかで先生や院生から教わっていたのかもしれない。しかし、人間誰しも自分で実際に経験してその過程を通らないと理解できず身につかないこともしばしばある。

ということで、着実にステップアップしてトップレベルを目指すためにこの習慣化に邁進していきたいと思います。


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