見出し画像

アートアクアリウム美術館 GINZA

銀座三越にあるアートアクアリウムに行った。
ライトアップや花と水の装飾による幻想的な雰囲気の中で、様々な種類の金魚が展示されていた。暗い空間でのライトアップの中で長いヒレをゆらめかせて泳ぐ金魚は、妖しい魅力があるように思う。金魚は、フナの突然変異を利用し人為的に交配を重ねた結果の生物らしいので、そのアンナチュラルさが魅力を生み出しているのかもしれない。金魚に別段興味はないが、初めて金魚を綺麗だと感じた。

展示作品は、アート作品なだけあって、金魚そのものを見せるのではなく、展示方法も含めた全体像を見せているようだった。水族館やペットショップで見ることの無い、流れる水越しや球体の水槽の中の歪んだりぼやけて見える金魚も綺麗だった。

金魚の滝
オリガミリウム


館内には、様々な種類の金魚がいた。金魚たちは色鮮かにつややかで綺麗だった。
ある一匹の金魚は口のところだけが赤く、まるで口紅をしているようだった。同じ種類の他の金魚の口は白かったので、なぜこうなったのか不思議に思った。

提灯リウム


新金魚品評の展示では、上が空いている四角い透明な容器で金魚を見ることができた。透明な個体の中に閉じ込められたさまと下に映る影により、鑑賞的価値が上がっている感じだった。

新金魚品評

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?